小さな赤ちゃんとはどう遊んだら良い?
産後、かわいいわが子と毎日過ごせる時間は、何物にも変えがたい幸せなひとときですよね。お世話をする時間はもちろんのこと、一緒に遊んでいてニコニコ笑ってくれるとこちらまでうれしくなってしまいます。
ですがいつも家の中で同じ遊びばかりしていると、次第にやることがマンネリ化してしまい、一緒に遊ぶ時間をどう過ごしたらいいのか困ってしまう場合も。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にもこんな声が投稿されていました。
「子供と遊ぶために手遊び歌が知りたい」というママからの投稿です。
手遊び歌のバリエーションを増やしておけば、外出中などおもちゃがとっさに渡せない場合でも、歌って手を動かすだけでよいので助かりますよね。
また手遊びは、赤ちゃん自身が手や指先、体を動かすよい練習にもなります。日々の遊びに積極的に取り入れたいですね。
0歳児におすすめの遊び5選
今回は0歳児の赤ちゃんにおすすめの遊びをいくつか紹介します。
0歳児は月齢が大きくなるにつれ、うつ伏せ、おすわり、手をパチパチなど、できることが増えていくので、その時期にできる体勢や動きを取り入れた遊びを見極めることが大切。ぜひ無理のない範囲で赤ちゃんが喜びそうな遊びを見つけてあげましょう。
1.童謡でベビーマッサージ
小さな赤ちゃんでもよく反応してくれそうな童謡。ママが歌うと聞いていて笑顔になったり手足を動かしたりと、赤ちゃんの喜び方もさまざまです。子供のために作られた歌の力を感じますね。
テンポが良い童謡にベビーマッサージを加えると、リズミカルに子供とスキンシップが取れそう。マッサージと共に、まだ赤ちゃんが自分でできないような動きをママが手を添えてしてあげると、きっと更に大喜びするはずですよ。まだ首が据わっていない時期から遊べるのもポイントです。
たくさんある童謡の中から、子供が特に喜ぶ1曲を一緒に探すのも楽しそうですね。
2.替え歌とスキンシップを組み合わせて
童謡の歌詞をちょっぴりアレンジしてみるのも、一つのアイデアです。
わが家でも「いとまき」の歌の最期を「こびとさん」から娘の名前やママ・パパに変える、「おべんとうばこのうた」に出てくる食べ物(野菜)の名前を、別のものに変えるなどして当時よく歌っていました。
また投稿者さんのように替え歌と一緒に手遊びを交えると、「次は体のどこの部分を動かす(触ってくれる)のかな?」と興味を持ってママやパパのことを見つめてくれるかもしれません。続けていると、次第に単語の理解度も増しそうですね!
3.パパ・ママの膝に乗せて体全体が動く遊び
赤ちゃんの首が据わってきたらぜひ取り入れたいのが、パパ・ママの膝に赤ちゃんを乗せて体全体を動かす遊びです。普段と視界が変わるだけでなく、全身が動く楽しさがあります。
投稿者の方のように、童謡を歌いながら大人の体を揺らすのも楽しいですが、赤ちゃんの重みを利用したエクササイズもおすすめ。
わが家では夫が子供をのせた状態で腹筋運動を当時していたのですが、おなか部分の上下の動きや、パパの顔が近づいたり遠ざかったりするのがすごく面白かったようで、いつも大はしゃぎで喜んでいました。
子供も喜び、大人は運動不足を解消できるので一石二鳥です。パパやママの体に赤ちゃんを乗せて動くときは、赤ちゃんが落ちてしまわないように十分に気をつけてくださいね。
4.赤ちゃんの顔にガーゼ&顔遊び
スタイなとで顔にフワーと優しくかけてすぐ離したりすると
肌触りとかガーゼのフワーとした風が面白いのか、爆笑してくれてました笑
後顔を近づけると喜んでわたしの顔を無茶苦茶にしたり笑
こんな感じです笑
こちらはガーゼを用いた遊びです。日々のお世話の際に使用するガーゼも、工夫次第で遊び道具として活用することができます。
投稿者の方は、ガーゼやスタイを赤ちゃんの顔にふんわりかけてさっと顔から取る、という遊びをしているそうです。赤ちゃんの反応も上々のようなので、見ていて思わずママまで笑ってしまいそうですね。
遊びを通してガーゼの柔らかさや触れたときのくすぐったさ、視界からママが一瞬隠れてまた現れる、ガーゼの動きに合わせて起こる風など五感をフルに使えるので、赤ちゃんにとってはかなり刺激になって喜んでくれそうです。
月齢が大きくなってきたら、顔にガーゼをかけてあげるのはママ、取るのは赤ちゃん本人にやらせるなどすると、さらに遊び方の幅が広がりそうですね。
5.ガーゼを使って指先トレーニング
ガーゼを使った遊びをもう一つ紹介。こちらは指先が自分で動かせるようになる月齢頃から楽しめる、引っ張り出し遊びです。
大きくなってくると握る・つかむに加え、指先で物をつまむという動作ができるように。赤ちゃんはその動作が楽しくて、つい箱ティッシュの中身を全部引っ張り出すなどの遊びをしがち。見ている分にはほほ笑ましいですが、終わった後の片付けのことを考えると、ちょっと困ってしまうこともありますよね。
ですが、投稿者の方のように空の箱ティッシュの中にガーゼをつなげて入れておけば、楽しく遊べながらも部屋にティッシュが散乱してしまう事態を防ぐことができますよ。ガーゼだけでなく、カラフルなミニタオルや大判のハンカチなども入れておくと、引っ張り方の変化をつけられ、赤ちゃんも一生懸命遊んでくれそうですね。
ちょっとしたひと工夫で楽しく遊ぼう!
寒い時期はつい出かけるのがおっくうになり、家の中でばかり遊びがちです。子育てセンターに行くという手もありますが、たくさんの子供がいる場所なので、この時期は風邪などをもらってきてしまうというリスクも少なからずあります。
ですがほんの少し工夫を加えるだけで、新しいおもちゃがなくても楽しく親子で遊べるアイデアはいろいろあります。普段何気なく使っているものでも、視点を変えて見てみると、新しい遊びに活用できるかもしれませんよ。
また手遊び歌も、歌詞や動きを少し変えるだけで、赤ちゃんの反応はずいぶんと変わってきます。どんな歌や動きがより喜んでくれるのかを探求すると、ママも一緒に楽しめるはず。
思わぬケガや誤飲に気をつけながら、親子で楽しい時間を過ごしてくださいね。
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