政府からの「特別定額給付金」どう使う?
国民1人につき10万円が支給される「特別定額給付金」。家計でどのように役立てるか、使いみちは決まっていますか?お金の使い方は人それぞれとはいえ、他の家庭がどのように特別定額給付金を使うのか気になるところですよね。
株式会社ビースタイル メディアが『しゅふJOBパート』『しゅふJOBナビ』にて2020年4月25日~2020年4月27日に行った調査(回答数1790)によると、上位は以下の結果になりました。
- 生活費:70.5%
- 幼保・小中高・大学などに払う学費:19.0%
- 預貯金:17.3%
- 水道光熱費:15.9%
- 上記のいずれでもない:10.6%
- しゅふJOB navi「特別定額給付金(10万円)何に使う予定?|70.5%「生活費に充てる」~しゅふJOBナビ・アンケート調査~」(https://part.shufu-job.jp/news/solution/12885/,2020年6月1日最終閲覧)
主に主婦の方向けのメディアであることもあり、生活費や子どもの学費に使うという声が多くあがっていることがわかります。また、今後のために預貯金するという声も多くあがっているようです。
使いみちは生活費?ローン返済?ママリユーザーの声
ここからは、特別定額給付金の使いみちについてママリに投稿された声を紹介します。ご自身の家庭でどのように給付金を活用するか、検討する際の材料にしてください 。
生活費
複数のママから、家計の生活費に充てるという声があがりました。
緊急事態宣言を受けて仕事を休まざるを得なくなったり、勤務時間の短縮などで収入が減ったりして、生活費が不足している家庭はあるでしょう。ひとまず生活の不安をなくすためにも、生活費に充てたいというのが本音かもしれませんね。
貯金
特別定額給付金は貯金するという声もあがりました。今は欲しいものがない、あるいは今後何かあったときのために取っておきたいという思いがあるようです。
新型コロナウイルスがいつまで生活に影響を及ぼすかわからない今、なかなか安心してお金を使えないという不安感がうかがえます。また、子育て家庭では少しでも子どもの将来のためにお金を蓄えておきたいと考える方もいるようです。
税金や固定費の支払い
固定資産税や自動車税はまとまった額になることも。支払いが苦しいと思っていた方にとっては特別定額給付金が頼りになるようです。
また、車検や車のメンテナンス費とするという声もありました。車関係の出費は大きいため、給付金で済ませられたら助かりますね。
ローンの返済
ローンの返済に充てるという声もありました。 ローンを払い続けている方にとって、月々の利息は悩みの種。 繰り上げ返済で少しでも利息を安くできるなら、この機会に支払うメリットがありそうですね。
新型コロナウイルスの影響でこれから社会がどうなるか見通しが立ちにくい中、ローンを返しておけば生活への安心につながるかもしれません。
家電の購入
家電の購入や買い替えの費用に充てるという声もありました。長く使う家電は、故障したタイミングで「今はまとまったお金がない…」と思うこともしばしば。この機会に買い替えておくのも手ですね。
また、新たに便利な家電を購入することで暮らしを向上させるという方も。なかなか手が出なかった家電を試すチャンスと考え、気になっていた家電を買ってみるのもよいかもしれません。
子ども関係の費用
子育てグッズや通園用品の費用にするという声もありました。子ども関係の出費は高額になりうる上に、中にはコストダウンが難しいものもありますよね。
ちょうど入園・入学のタイミングが近づいている方は、給付金の利用を検討してもよさそうです。
ママの美容代や被服費
いつもは自分のものにお金を使いにくいというママからは、久しぶりに自分に投資したいという声も。
下着やスキンケア用品など、お気に入りのメーカーでそろえると高額になってしまうものに給付金を使うのも手です。お気に入りのものを使える日々は、気分がよいものですよね。
家族の娯楽費
コロナウイルスの影響が落ち着いたあとの家族旅行や、夫婦での食事に使うという声も。世帯の人数によっては数十万円の給付になることから、飛行機を使って旅行をしたいという声もあがりました。
今後、全国的にコロナウイルスの影響が落ち着けば、楽しい旅行ができそうですね。どこに行こうか、今からわくわくしながら計画を立てるのもよいでしょう。
せっかくの給付金だからこそ有意義な使い方を
各家庭によって特別定額給付金の使いみちはさまざま。現在の家計事情や、子どものお祝いごとやイベントの予定によっても、使いみちに対する考え方が違うことがわかります。 いずれにしても、国民一人一人に支給される10万円を有意義に使いたいものです。
家計の支援として支給される特別定額給付金。家族で話し合い、納得できる使い方に決められるとよいですね。