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夫の俺が妊婦に⁉『朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート』がおもしろい

妊娠中は体調の変化など悩みが尽きないものです。また、妊娠中のつらいことの一つに、夫に体の変化を理解してもらえないことはないでしょうか。「夫にもこの苦労をわかってほしい」と思ったことがある方は多いかもしれません。この漫画は、夫が妻になり、妻の妊娠中の体の変化や、夫としての自分との生活を経験するストーリーです。妊娠中のあるあるエピソードが満載のエピソードに、妊娠・出産の経験者たちは共感間違いなし。パパや、妊娠出産を経験していない方にも多くの発見があるでしょう。漫画『朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート』第1巻の見どころをご紹介します。

ⓒ車谷晴子/講談社

ⓒ車谷晴子/講談社

ⓒ車谷晴子/講談社

妻に離婚を突き付けられた直後、俺が妻になっていた⁉

物語の始まりは主人公の俺こと優一(ゆういち)に、産後間もない妻の華(はな)が離婚を切り出すところから。これから妻と赤ちゃんと家族として楽しい日々を送ろうとしていたのもつかの間、突然の「離婚」の二文字に戸惑う優一。わけを知る間もなく、気づくと妻の姿になっていたのでした。

最初は単なる夢と思っていた優一ですが、覚めることはなく妊娠生活を続けることに。そして妊娠に伴う体の変化を経験し、優一はひどいつわりに苦しめられます。

しかし、優一を最も苦しめたのはつわりではなく、妊娠に全く理解がない夫、つまり「俺」の言動だったのです。

妻の妊娠は他人事!当事者意識ゼロな「俺」

ⓒ車谷晴子/講談社

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妊婦は病気ではないと余裕をかましたのもつかの間、さっそくつわりに苦しむことになった優一。吐き気と体調不良を経験し、妊娠が楽ではないこと、つわりの苦しさを知ったのでした。

また、追い打ちをかけたのは仕事から帰ってきた「俺」の発言。「妊娠はビョーキじゃないんだから体調管理は自己責任」など、無神経な発言にイライラが募ります。

自分でもあ然。俺ってこんな夫だったのか

ⓒ車谷晴子/講談社

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妊娠すると健診に行かなくてはならなくなったり、急な体調不良に襲われたりと、妊娠前と同じ生活を続けるのは難しいものです。つわりで苦しむ優一も、ほかの妊婦はつわりに耐えながらどう働いているのかと悩みます。

そこで、妊娠前よりも収入が減ることを夫である俺に伝えると、まさかの「生活費は折半」との返答が。さらに「収入が減るのは自己都合」「母性が足りない」とまで言われ、怒りのあまり言葉を失います。

自分は気が利く優しい夫だと思っていたのに、まさかこんなにも妊娠に対して他人事で、妻にねぎらう気持ちを持てていなかったとは……。目の前の自分が信じられない「俺」なのでした。

現在妊娠9週目。出産予定日まで残り31週。このあとの妊娠経過と、自分自身との生活はどうなっていくのでしょうか。

突然、妻に離婚を切り出された…|朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート#1

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妊娠中のつらさを夫に理解してもらうのは難しいと感じるときはありませんか…

書籍『朝起きたら妻になって妊娠していた俺のレポート』

ⓒ車谷晴子/講談社

「あなたと子育てなんて絶対ムリ」と、突然嫁に離婚を突きつけられた俺、三浦優一。次に目覚めると、なんと妊娠中の嫁の中身が俺に!? 『妊娠は病気じゃない』『俺の飯は?』『母性足りないんじゃない?』次々と突きつけられる「俺」からの言葉に、いかに自分が無神経だったかを思い知る俺…。

果たして俺は、こんな「俺」と出産までたどり着けるのか? “旦那に読ませたい!”“男性にも読んで欲しい!””わかりみが深すぎる!”などなど圧倒的共感の嵐!! 夫婦のあり方を考える、新感覚マタニティ・ライフ!

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