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マイホームの隣人は素敵なご家族で…
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33歳の専業主婦・ゆきえは、中古ながら念願のマイホームを購入し大満足。引っ越してきてからはまずご近所にあいさつ回りをすることに。
最初にあいさつをしたのは隣の伊藤さん。感じの良い母親と、事務所に所属しているというかわいらしい子どもたちのいる家庭でした。子ども同士の年も近く、仲良くなれそうと安心して次の家へ向かいます。
もう片方の隣に住むのは、堅物で頑固そうな中年男性の神谷さん。さっそく「朝からうるさい」と苦言を呈されてしまいました。
残念ながら第一印象の良くなかった神谷さんとは関わらないでおこうと思ったゆきえですが、そんな不安以上に今は新しい生活にわくわくしていました。ただ、この時点で少しずつ、ゆきえにはご近所トラブルの影が近づいてきていました。
少しずつ狂い始める歯車。犯人は怖い隣人?
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引っ越しから数日後の日曜日、伊藤さんがあいさつのお返しに来てくれました。ゆきえは伊藤さん親子とお茶をすることに。子どもたちが庭で遊んでいた声がうるさかったのか、神谷さんが雨戸を閉める音が聞こえてきます。
お茶会の翌朝、夫が家を出ようと玄関のドアを開けると、なんとそこには犬のフンが…。散歩中の犬がたまたましていったのかと思ったものの、それからも同じようなことが続き、犬を飼っている神谷さんに疑いの目が。
やはり神谷さんは怖い人なのか…ゆきえは不安を抱いていると、伊藤さんが神谷さんに関する「あるうわさ」を話してくれます。子どもたちの声をあからさまに嫌がる神谷さんの様子、玄関前の犬のフン、そして怖いうわさ。ゆきえは神谷さんへの疑念を強め始めます。
防犯カメラの映像を見ると驚愕の事実が…!
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ゆきえの家に続く嫌がらせはついに子どもにも及ぶこととなり、夫に相談したゆきえ。夫が犯人だと疑っているのはゆきえにとって想定外の人物でした。
あくまで神谷さんを犯人だと思っているゆきえ。しかしその意見に反論し防犯カメラで冷静に分析しようと提案する夫。その結果、家の前に犬のフンを置いていた人物が判明。そして、ゆきえは驚きの真実を知るのでした。
ゆきえ一家に執ような嫌がらせを続けていた人物はだれなのでしょうか。そして、嫌がらせの理由や目的は一体何なのでしょうか。最後まで展開が読めないおもしろさがある『隣の芝生は黒い』本編でお楽しみください。