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長男の反抗期。その背景にある理由とは
星田さんは長男のにぃ(8歳)と次男のおと(2歳)の子育て中。2歳のおとは言わずと知れたイヤイヤ期の真っ最中ですが、6歳の年齢差のおかげなのか、仲良く遊んでくれていると思っていました。
ところが7歳を過ぎたころから反抗的な態度が目立つようになります。いつも強く注意してしまうのも…と思った星田さんは、自分なりにリサーチし中間反抗期なるものを知ることに。
子どもばかりの世界の中で社会性を身に着けるべく、学校で奮闘するにぃのストレスの大きさを実感し、気持ちに寄り添えるような接し方をしようと工夫することにしたのでした。長男の反応は…。
長男目線で見えてきた気持ちと向き合う
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小学1年生のときは何かと注意されることの多かったにぃが、2年生になると模範的な生活態度に。でも、その裏で感じているストレスはかなりのものだったようで、家に帰ってくると、にぃは抜け殻のようになりソファでだらりと過ごします。
この光景、筆者は頻繁に目撃しているような…うちの中2の息子も、毎日こんな感じです。きっと毎日気を遣いながら学校で過ごしているのでしょうね。
大人が仕事から帰ると、カバンを放り出してソファにダイブしたくなるのと同じなのではないかと感じています。
学校では楽しいこともありますが、決められたルールに沿って行動することで社会性を学びます。みんなと仲良くやっていくためには多少の無理を意識的にしている人もいれば、無意識にしてしまっている人もいるかもしれません。
筆者の息子はいまのところ反抗期らしきものは見られませんが、毎日疲れ切っているような様子は垣間見えます。子どもが感じている大変さについて、親も同じ目線で見ながら接してあげることが必要なのかもしれません。
子どもの態度が気になるときは、注意をする前に気持ちに寄り添うことを意識したいですね。
イヤイヤ期も中間反抗期も、心の成長の証し
筆者は今年に入ってから息子に背を抜かれたのですが、なんだかうれしくて、毎日鏡の前で背比べをしていました。最近は「縮んだ?」と言われるのが日課のようになり、それを楽しんでいるところです。
子どもの成長を実感する瞬間はいろいろありますが、すべてがうれしいものとは限りません。イヤイヤ期や反抗期のように、厄介で手を焼くものもあります。育て方が悪かったのではないかと悩むこともあるかもしれません。
あれ?と思ったときは、まず子どもをよく観察してみましょう、時間をとって話をじっくり聞いてみるのもよさそうです。
子どもの本心を聞き出すのは時間も手間もかかりますが、この中間反抗期にどのように向き合うかで、10代の反抗期の過ごし方が違ってくるかもしれません。
子どもとの接し方を考えさせられる「中間反抗期という名の成長証明書」ぜひ読んでみてください。