4Dエコーとは
4Dエコーとは、妊婦健診で行う超音波検査の一つ。お腹の赤ちゃんの様子を立体的に、なおかつリアルタイムの動画で見ることができます。タイミングや角度によっては赤ちゃんの表情やしぐさまでよく見えるので、ますます愛着がわくことでしょう。
すべての産院で4Dエコーを実施しているわけではありません。とはいえ、ふだん妊婦健診を受けていなくても予約すれば4Dエコーを受け付けているところもあります。自分のかかりつけで4Dを受けられない場合は、近所の別の産院で実施していないか調べてみるといいでしょう。
3Dエコーとの違い
従来の3Dエコーとは、三次元(長さ・幅・奥行)の超音波でお腹の赤ちゃんの様子を見ることができるものです。画像としては立体的な静止画となります。
4Dエコーとは3Dに時間の概念を加えたもので、お腹の中で元気に動いている赤ちゃんの仕草や表情を動画で見られます。ただし、赤ちゃんの様子を楽しく見るためのもので、性別や異常の有無などを見るため検査はないことは理解しておきましょう。
4Dエコーに適した時期
4Dエコーに適した時期は、早ければ妊娠14週~遅くても30週あたりまで。お腹の赤ちゃんがだいぶ大きくなったり、双子だったりすると見えにくくなるようです。
4Dエコーの所要時間
産院によって差はありますが、1回につき20~30分のところが多いようです。予約が混み合うであろう週末は20分程度と、平日より短めに設定しているところもあります。
4Dエコーにかかる費用
4Dエコーの費用は産院によってさまざまです。
例えば、かかりつけで4Dを実施しているなら、DVD代の実費だけ払えば無料で受けられる場合もあります。かかりつけが別にあり、4Dエコーだけ受けたい場合は目安として4,000~9,000円とかなり幅があります。産院によっては3回目以降だと安くなったり、土曜日だと料金が割増しになったりすることも。
動画の一部を印刷してもらえたり、DVDやSDカード、USBメモリなどに保存して渡してくれたりする産院も多いのですが、メディア代が別料金である場合も。思わぬ出費を避けるためにも事前に確認しておきましょう。
どんな画像なの?
では、4Dエコーはどのように見えるのでしょうか?そのイメージを画像でいくつか見てみましょう。
4Dエコーの例その1
目をつぶってスヤスヤ寝ている(?)様子がハッキリわかりますね!4Dは動画で見ることができるので、口をパクパクしていたり指をおしゃぶりしたりする様子も見ることができます。かわいいですね♪
4Dエコーの例その2
顔のそばで手や足を動かしている様子が分かったり、運がよければ笑ってくれたり、窮屈そうな顔をしていたりという表情まで読み取ることができます。生まれてきてから「あなたはお腹でこんなことしてたのよ」と話してあげるのも良いですね。
4Dエコーの例その3
赤ちゃんが背中を丸めている姿が愛らしいですね。ママから栄養をもらってスクスクと成長している実感がわきます。このまま元気に生まれてきてねという気持ちが、より一層強くなりそうです。
希望する場合は産院で確認を!
4Dエコーは赤ちゃんが動いている映像を立体的に見られるため、受けてみたいと思っている方も多いと思います。産院によって料金にかなりのばらつきがあるので、一度問い合わせてから決めると良いでしょう。
当日の赤ちゃんの向きや角度によって、必ずしも正面の可愛い顔が見られるとも限らないので、その点も留意しておいてくださいね。
もし素晴らしい映像が見られたなら、出産までの間にママとしての実感が増して、お腹の赤ちゃんに愛情をたっぷり注げそうですね。出産準備の一つと考えて、ご主人と相談して4Dエコーを受けると、良い思い出になるかもしれませんよ。