胎児もしゃっくりをする
しゃっくりは横隔膜の運動のひとつ。大人がしゃっくりをするように、お腹の中にいる赤ちゃんもしゃっくりをします。
胎児がしゃっくりをすると、お腹がピクピクと痙攣するように感じるかと思います。通常の胎動とは異なる上に、時には1日中しゃっくりをしているように感じることも。不安に思う妊婦さんもいるようですが、胎児が元気に動き回っている証ともいえます。妊婦健診で特に問題がなければ心配する必要はありません。
- 末永産婦人科・麻酔科医院「胎動との違いは?胎児のしゃっくりについて」末永産婦人科・麻酔科医院(http://www.suenaga-mcl.com/original28.html)
- 小阪産病院「診療のご案内-相談コーナー(Q&A)・妊娠後期の不安トップ20」小阪産病院(http://www.kosaka.or.jp/shinryo/qa_q3.html)
- 木下産婦人科「妊娠後期に見て下さい」木下産婦人科(http://xn--ghq9p920ahzml5qpng.com/nishinkouki/)
胎児のしゃっくり、どんな感じだった?先輩ママの声
「胎児のしゃっくりって、どんなふうに感じるの?」「位置はお腹のどのあたり?」「しゃっくりの位置で逆子かどうかわかるの?」など、気になるポイントはいろいろとあるでしょう。
実際に経験した先輩ママたちの声に沿ってご紹介します。
しゃっくりってどんなふうに感じるの?
しゃっくりは、キックしたりパンチするような胎動とは違い、定期的な規則正しい動きでリズムを刻むように「ピクッピクッ」「トクントクン」と感じる人が多いようです。
痙攣している様に感じるので、初めての時は「これって何だろう?」と思う方がほとんどでしょう。どうしたんだろう…と、不安に感じてしまいますが、しゃっくりと分かるとちょっと愛おしくも感じられますよね。
しゃっくりを感じる位置はどこ?
一般に多く聞かれるのは、おへそのまわりや恥骨あたりというケースです。個人差があり、お尻のほうでしゃっくりを感じたという声も。
日によってしゃっくりを感じる位置が違うこともありますが、赤ちゃんは羊水の中でくるくる動き回っているので、常に胎動やしゃっくりを同じ場所で感じるというわけではないようです。
しゃっくりの位置で逆子かどうか分かるの?
逆におへそあたりやその少し上だと、あ!直ってる~!ってなってます。
逆子でも、元気で生まれてくれたらそれでいいや!って思ってます

逆子だったのでちょうど胸の下あたりに触ると固い頭が常にありましたが、しゃっくりはお尻の穴のほうで感じてました。
胎動(キックされてる感じ)は35週くらいに下の方でハッキリ分かりました。

しゃっくりを感じる位置によって、胎児が逆子かそうでないかがわかるのではと気にしている方もいるでしょう。ただ、実際に胎児がどんな姿勢をしているかは、しゃっくりを感じる位置からは判断できません。
いたずらに不安に思う必要もありません。妊婦健診のエコー検査でかかりつけ医に確認してもらうようにしましょう。
しゃっくりは赤ちゃんが元気な証拠です
しゃっくりを感じられるのは、赤ちゃんが元気に育っているのが実感できるとても嬉しいことでしょう。
「あまりに回数が多くてちょっと辛い」という方もいるかもしれませんが、しゃっくりをママのお腹で感じられる期間なんてほんの数ヶ月。ゆったりと構えて、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションだと思って上手に付き合っていきましょうね。