©wasabi_2910
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転園初日、突然怒りだした娘。なぜ?
引っ越し先で通い始めた新しい保育園。慣れない場所での一日に、どうなることかと心配していたわさびさんですが、いとちゃんはいつも以上に明るく楽しそうなようすで登園。これも成長なのかとホッとしていたのに、帰りに異変が。
園庭で遊び始めたり、靴を脱ぎ始めたり。かんしゃくを起こすいとちゃんを連れて帰ろうと頑張りますが、機嫌はますます悪くなるばかり。無事に帰れるのでしょうか。
何をやってもダメ…とにかく帰りたい
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幼稚園周辺は交通量の多い道路も近く、自転車を押しながら子どもたちの手を引いて帰るのは無理。なんとか自転車に乗せようと言い聞かせますが、逆効果なようです。
ついに下の子・うりくんまで泣き出してしまい、もうお手上げ。泣き叫ぶ2人を抱えて強行突破することに。まだ知らない人たちばかりの街の中で孤軍奮闘するわさびさんは、自分まで泣きたくなってきました。
子どもが思うように言うことを聞いてくれなかったりなかなか泣き止んでくれなかったりするときの泣きたくなる気持ち、すごくわかりますよね。
視線が痛いと思っていたら…やさしい言葉にうるっ
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子どもの泣き声で迷惑をかけているのではないか、こんなに泣かせて母親は何をやっているんだろう…などと周りから思われているように感じて、肩身の狭い思いをした経験はあるのではないでしょうか。
わさびさんもそう思い、視線が痛いと感じていたのですが、よく見てみるとそうでないことに気づきます。感じていた目線は、子育ての大変さを理解し応援しtて人たちの温かいまなざしだったのです。
中には優しい言葉をかけてくれる人も。
育児中は周囲の人からの冷たい視線を感じたり、迷惑だと思われていないか不安になったりすることもあるものですが、逆に優しい言葉に涙があふれそうになることもありますよね。読むと心が温かくなる、すてきなエピソードを描いた作品でした。