子どもが体調不良でも休めないときに…病児保育専用ベビーシッター利用レポ

ワーママの私がベビーシッターサービスに登録した理由

わが家は私が仕事復帰する際にベビーシッターサービスに登録することにしました。その理由は、子どもが体調不良になった際に頼れる人がいなかったこと。

私たち夫婦の親族は遠方におり、また地域の病児保育も自宅から遠いなど利用しにくい状況でした。そういう状況で子どもたちが体調不良になった場合、私か夫が仕事を休む必要があります。特に小さな子どもは体調不良を起こしやすいですし、夫の仕事は休みにくいため恐らく毎回私が休むことになりそうな状況でした。

子どもが体調を崩す度に欠勤するのは気が引けるし、どうしても働かなくてはいけないときもあるかも。そんな悩みを解消する手段として、我が家はベビーシッターサービスに登録しました。

いろいろなサービスを検討する中で、私たちが選んだのは「フローレンス」です。

フローレンスとは

フローレンスは、病児保育に特化したベビーシッターです。子どもの体調不良で仕事を休めない親に代わり、ベビーシッターが自宅で子どもたちを見てくれます。フローレンスは月額制のサービス。毎月、月会費を支払いますが、月1回9時間までは追加料金なくサービスを利用できます。(それ以上の利用だと追加費用が発生)

フローレンスの魅力は、指定の時間までに予約をすると、ほぼ断られることなく対応してくれること。代理受診もしてくれるので、子どもの急な発熱で困った！という親の負担を軽減してくれます。

フローレンスを利用した感想

私は2人の子どもを同時にシッターさんにお願いしました。一言でいうと、とても良かったと思います。その理由をお伝えします。

シッターさんが明るくて優しい

わが家に来てくれたシッターさんは、とても明るくて優しい女性の方でした。保育士の資格がある方で、子どもへの接し方もお手の物。普段は人見知りの我が子も、私の出勤時にはすでにシッターさんになついていました。

家に来た時の挨拶や子どもへの声かけ、立ち居振る舞いなどを見て「この人は任せられる！」と感じました。

報告書がていねい

保育終了時に1日の様子を記載した報告書をもらうのですが、それがとても細かい！自宅で過ごす子どもの様子がすぐイメージできるほどです。子どもをていねいに見てくれたのだと、とてもうれしくなりました。

また、今回私は短時間だったので対象外でしたが、フローレンスは保育途中に経過メールを送ってくれます。こうやって親が安心できるように子どものことを伝えてくれるのは心強いですね。

異常時にすぐ連絡をしてくれる

保育中にわが子の体調不良があり、シッターさんがすぐ連絡をしてくれました(正確には、フローレンスの事務局を通して私に連絡が来ました)。

子どもの状況を詳しく教えてくださり、どうしますか？と親の意見を聞いてくれたことで「ちゃんと報告や相談をしてくれる！」と信頼感が増しました。

子どもが楽しそうだった

©chococo1528

朝シッターさんに会ったときも、私が帰宅したときも、子どもたちはニコニコと笑顔でした。その顔を見ると私は安心でいっぱいに。

上の子に保育中の様子を聞くと「〇〇したり、〇〇で遊んだ！楽しかったよー！」と言っていました。子どものその表情からみるに、本心から言っているとわかりました。

印象的だったのは、普段は積み木で遊ばないわが子が、私が帰宅すると積み木で遊んでいたこと。聞くと、ベビーシッターさんと積み木で遊んだとのこと。それからしばらく積み木遊びに夢中でした。

こうやって子どもたちが安心して遊べる環境づくりをしてくれるのはとてもうれしいことです。ベビーシッターに任せて良かった！と強く思いました。

意外と準備には時間がかかる

フローレンスを実際に利用するまでに、いくつか準備が必要です。例えば、緊急連絡先シートや子どもの引継ぎシート。事前に用紙に記入しておく必要があります。

また、急な受診時用の現金や保険証、医療証なども用意。その他、ご飯やおやつ、飲み物も準備する必要があります。家の使い方なども細かく引継ぎをしました。

必要物品はリスト化されているのでわかりやすいですが、今回は初めてだったのもあって準備には時間がかかりました。

ベビーシッターサービスはパパ・ママの味方だった

©chococo1528

実際にベビーシッターサービスとしてフローレンスを使ってみて、私はフローレンスがとても好きになりました。

私と同じように、共働きの方や近くに頼れる人がいないという方には、育児に困ったときの強い味方になることでしょう。フローレンスの場合は月額料金が発生したり準備は大変ですが、それだけ利用価値があるサービスだと思います。フローレンスは対象エリアが限られるので、興味がある方は一度ホームページを確認してみてください。

働き始める前に、もしものときの預け先を確保しておくと、働きだしてからの安心感が違います。ぜひさまざまなサービスをリサーチしてみてください。