ベビーシッターってどんなサービス?
ベビーシッターという言葉は広く知られていますが、子供が生まれるまではあまり身近なサービスではないので、詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。
そこでベビーシッターとはどんなサービスなのか、ご紹介していきます。
ベビーシッターとは?
ベビーシッターとは、自宅や民間の託児所や企業などにおいて、自分や両親以外で子供の保育・世話をする人のことをいいます。
ベビーシッターの大きな役割は、仕事や病気など、何らかの事情で保護者が子どもの面倒をみられないときに一時的に親代わりとなって子どもの世話をすることです。
保育園は保護者が園に連れて行ってお世話してもらうのに対し、ベビーシッターはシッターが自宅まで来てくれてお世話をしてくれることがほとんどです。また家事代行などを一緒に頼むことが可能な場合もあります。
ベビーシッターはこんなときにおすすめ
- 保育園に預けられないとき
- 急な予定が入って子供を連れて行けないとき
- 子供が病気になって預けられる場所・人がいないとき
家庭や地域の事情はさまざまあります。保育園に預けられないなどの場合に、ベビーシッターは便利です。うまくベビーシッターを利用することで、親も仕事や予定を済ませることができるでしょう。
ベビーシッターの料金体系ってどうなってるの?
ベビーシッターの料金体系はどのようになっているのか、またどのくらいの料金がかかるのか、ベビーシッターの料金に関してご紹介します。
ベビーシッターの料金の相場ってどのくらい?
ベビーシッターの料金は会社によってさまざまです。数時間でパックになっているところや、1時間あたりの料金が設定されているところもあります。時間を延長したいなどの際には延長料金が発生することもあります。
1時間あたりの相場としては2,000円からが目安。会社によって異なります。「最低3時間から」などの条件つきの場合もあります。
その他に必要な料金ってあるの?
基本料金はあくまで基本の預かってくれる時間にかかる費用です。そのほかにはベビーシッターさんの移動にかかる交通費やその他オプション料金なども別途かかってきます。
会社などによっては、会員登録が必要になってくるところもあります。その場合に入会金や年会費などがかかるところもあります。
単発利用と定期利用、どちらを選ぶと良いの?
普段ママやパパが子供のお世話をしているという場合は、ベビーシッターを単発で利用するでしょう。しかしベビーシッターを頼む頻度によっては、定期会員などの申し込みをした方が結果として料金が安くなることも考えられます。
単発利用・定期利用についてそれぞれ紹介します。
単発利用とは
普段はベビーシッターを頼む必要がないが、緊急の場合に利用したいときには単発利用となることが考えられます。スポットなどとよばれることもあります。
イベント時にお願いしたり、普段保育園に預けている子供が病気になったときに病児保育をお願いしたり、などの利用方法があります。(病児保育は定期利用でも可能なことがあります)
ただし、来てもらう予定のシッターと事前に面談できないなど、決まりがある会社もあります。
定期利用とは
週に一度、月に一度など決まった期間で利用したい場合や、一度単発でお願いしてまた利用したい、と思った場合には定期利用がおすすめです。基本料金も単発より安くなっていることがあるため経済的です。
また同じベビーシッターさんにお願いすることもできるので、子供との関係も良好になることが考えられる、自宅に来てもらう際に細々とした説明を2回目以降は省くことができる、などのメリットがあるでしょう。
ただし入会金や年間費など別にお金が必要になってくることも考えられます。
- 全国保育サービス協会「ベビーシッター利用ガイド」(http://acsa.jp/images/userguide2018.pdf,2019年8月29日最終閲覧)
- ハニークローバー「サービスプラン|ベビーシッター派遣・育児代行のハニークローバー」(https://sitter.honeyclover.co.jp/plan/index.html,2019年8月29日最終閲覧)
- ハニークローバー「通常保育|ベビーシッター派遣・育児代行のハニークローバー」(https://sitter.honeyclover.co.jp/plan/normal.html,2019年8月29日最終閲覧)
- ママ・サービス「料金案内 | ママ・サービス」(https://www.mama-service.com/charge/,2019年8月29日最終閲覧)
- ベアーズ「初回お試しプラン | ベビーシッター・キッズシッターならベアーズ」(https://www.happy-bears.com/baby/service/trial,2019年8月29日最終閲覧)
- ベアーズ「定期デラックスプラン | ベビーシッター・キッズシッターならベアーズ」(https://www.happy-bears.com/baby/service/delux,2019年8月29日最終閲覧)
- キッズライン「忙しいママにはベビーシッターの定期利用がおすすめ- キッズライン」(https://kidsline.me/regular_search_home,2019年8月29日最終閲覧)
- スマートシッター「ご利用料金 | ベビーシッターならスマートシッター」(https://smartsitter.jp/price/parent,2019年8月29日最終閲覧)
どこに預けたらいい?おすすめベビーシッター会社
ベビーシッターサービスというサービスはだいたいイメージいただけたかと思います。あとはどこのベビーシッター会社にお願いするかということですが、数多くの会社がサービスを展開していますので、「どこに預けたら良いんだろう?」という疑問を持たれる方もいることでしょう。
ということで、おすすめのベビーシッター会社を6つ紹介します。会社によって料金やサービスもさまざまですので、比較検討してみましょう。
KIDS LINE(キッズライン)
キッズラインの利用料金は、業界最安水準のの1時間あたり1,000円から。通常のベビーシッターサービスの約2分の1です。入会金や年会費も無料というのもうれしいポイントです。
全国47都道府県に3,000名以上のベビーシッターが在籍しており、当日に「今日急に預けたい!」と思ったときスマートフォンからすぐに依頼することができます。ベビーシッターを利用する可能性がある方は、とりあえずこちらに登録しておくと安心かもしれませんね。
スマートシッター
登録シッターの約9割が保育士や幼稚園教諭、看護師などの資格を持っているのが特徴のサービスです。
入会金や月会費無料がかからず、保育料は1時間あたり2,000円から。送迎は30分から依頼可能で、保育料と同じ価格体系でわかりやすいのもポイントです。
自宅での保育のほか、シッターによっては病児保育や幼児教育などにも対応できるとのことです。
ソーシード
育児だけでなく、家事までこなしてくれるベビーシッターサービスを提供。シッターは病児保育の研修を受講しているため、お子さんが病気のときでも安心して預けることができます。
最大の特徴は、コンパクトなWebカメラをレンタルして利用できるオプションがあることです。カメラを室内に設置すれば、シッティング中の様子を、パソコンやスマートフォンでリアルタイムに見られます。保存された動画を帰宅後に再生して確認することもできます。
なお、対応エリアは東京23区内のみです。
ベビーシッターのHAS(ハズ)
小学館集英社プロダクションの総合保育サービスの「HAS」の中にベビーシッターサービスがあります。会員制で入会金および年会費がかかりますが、会員でない方もビジター料金での利用が可能です。
会員制のため、各家庭への要望などはしっかりと相談でき、それに対応したサービスをしてもらえます。教育サービスや病児保育のサービスを取り扱っているのも特徴です。
ハニークローバー
1日だけ預かるベビーシッターから、曜日を固定した利用や送り迎えだけのお願いなどの1時間だの利用など幅広く対応してくれます。病気のときにも預かってくれるので、普段は保育園に通っているお子さんでも病児保育として利用できます。
送り迎えだけお願いしたいケースや、パートで週3日だけ働きたいから保育園に預けるほどでもないと、というケースにも向くでしょう。
ファミリー・サポート バンビーノクラブ
1994年設立、20年以上の実績があるサービスです。
妊娠中のサポートから、特別なケアが必要な子供、英語での育児サポートなど幅広いサービスがあります。これらのサービスメニューから組み合わせて利用することもできるので、家庭にあった利用が可能です。きょうだいやグループでの利用だと割引があるのも特徴です。
なお、入会金および年会費がかかります。
信頼できるベビーシッターサービスを利用しよう!
リフレッシュしたいけれどパートナーや身近な人にみてもらうことができないとき。また、普段は保育園に預けているけど大事な会議がある今日に限ってお子さんが熱をだして預けることができないとき。
そんなときにママたちの助けになってくれるのが、ベビーシッターというサービスです。
子供もママも気持ちよくサービスを受けるために、事前にしっかり面談をするなど、信頼できるベビーシッターサービスを探して利用してくださいね。