ベビーシッターってどんなサービス?
ベビーシッターという言葉は広く知られていますが、子どもが生まれるまではあまり身近なサービスではないかもしれません。
ベビーシッターとはどんなサービスなのでしょうか、紹介します。
ベビーシッターとは?
ベビーシッターとは、自宅や民間の託児所や企業などにおいて、家族以外の第三者が子どもの保育や世話をする人のことをいいます。
ベビーシッターの大きな役割は、仕事や病気など、何らかの事情で保護者が子どもの面倒をみられないときに一時的に親代わりとなって子どもの世話をすることです。
ベビーシッターは保育施設に限らず、依頼主の家庭で子どものお世話をすることもあります。
- 全国保育サービス協会「ベビーシッター利用ガイド」(http://acsa.jp/images/userguide2019.pdf,2021年3月23日最終閲覧)
- 福祉医療機構「ベビーシッター」(https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/resources/6bfe8367-a76f-4c4a-bae8-aad9bea73c48/jobguide_job13.pdf,2021年3月23日最終閲覧)
ベビーシッターはこんなときにおすすめ
- 保育園に預けられないとき
- 急な予定が入って子どもを連れて行けないとき
- 子どもが病気になって預けられる場所・人がいないとき
- ママやパパがリフレッシュしたいとき
家庭や地域の事情はさまざまあります。保育園に預けられないなどの場合に、ベビーシッターは便利です。うまくベビーシッターを利用することで、親も仕事や予定を済ませることができるでしょう。
- 全国保育サービス協会「ベビーシッター利用ガイド」(http://acsa.jp/images/userguide2019.pdf,2021年3月23日最終閲覧)
ベビーシッターの料金体系ってどうなってるの?
ベビーシッターの料金体系はどのようになっているのか、またどのくらいの料金がかかるのか、ベビーシッターの料金に関してご紹介します。
ベビーシッターの料金の相場ってどのくらい?
ベビーシッターの料金は会社によってさまざまです。全国保育サービス協会の情報によると、下記のように明記しています。
当協会会員会社の最も多い基本料金は、1時間:1,700円(前後)です。 ※1
利用する時間帯が早朝か夜間か、きょうだいで利用するかどうかといった状況によっても料金が変わってきますので、利用する運営会社の公式サイトなどで確認するとよいでしょう。
その他に必要な料金ってあるの?
基本料金はあくまで基本の預かってくれる時間にかかる費用です。そのほかにはベビーシッターさんの移動にかかる交通費やその他オプション料金なども別途かかってくる場合があります。
会社などによっては、会員登録が必要なところもあります。その場合に入会金や年会費などがかかるところもあります。
その他にも、当日キャンセルの場合は、キャンセル料が発生する場合があります。利用するベビーシッター会社によって規約内容が異なりますので、利用前に必ず確認するようにしましょう。
- 全国保育サービス協会「ベビーシッター利用ガイド」(http://acsa.jp/images/userguide2019.pdf,2021年3月23日最終閲覧)
単発利用と定期利用、どちらを選ぶと良いの?
普段ママやパパが子どものお世話をしているという場合は、ベビーシッターを単発で利用するでしょう。しかしベビーシッターを頼む頻度によっては、定期会員などの申し込みをした方が結果として料金が安くなることも考えられます。
単発利用・定期利用についてそれぞれ紹介します。
単発利用とは
普段はベビーシッターを頼む必要がないが、緊急の場合に利用したいときには単発利用となることが考えられます。スポットなどとよばれることもあります。
急な用事ができたときや、子どもが体調不良で病児保育をお願いしいときなどの利用方法があります。定期的な利用の予定はないときや、お試しで利用したいときは単発利用がよさそうです。
定期利用とは
週に一度、月に一度など決まった期間で利用したい場合や、一度単発でお願いしてまた利用したい、と思った場合には定期利用がおすすめです。基本料金も単発より安くなっていることがあるため経済的です。
ベビーシッターは通常保育としての利用だけでなく、会社によっては短時間送迎や外国語保育といったものもあり、利用方法が多岐にわたります。定期利用し毎日の生活に取り入れ活用するのもおすすめです。
ただし、入会金や年間費など別途料金が発生する場合もありますので、事前にしっかり確認をしておきましょう。
- ハニークローバー「ご利用料金」(https://sitter.honeyclover.co.jp/price/Kantou.html,2021年3月23日最終閲覧)
- ママ・サービス「料金案内」(https://www.mama-service.com/charge/,2021年3月23日最終閲覧)
どこに預けたらいい?おすすめベビーシッター会社
ベビーシッターサービスというサービスはだいたいイメージいただけたかと思います。あとはどこのベビーシッター会社にお願いするかということですが、数多くの会社がサービスを展開していますので、「どこに預けたら良いんだろう?」という疑問を持たれる方もいることでしょう。
ということで、おすすめのベビーシッター会社を4つ紹介します。会社によって料金やサービスもさまざまですので、比較検討してみましょう。
ポピンズシッター(旧スマートシッター)
登録シッターは保育士や幼稚園教諭、看護師などの資格を持っている方、もしくは保育や子育て経験者のみです。
入会金や月会費は無料で利用でき、保育料は1時間あたり2,200円から。送迎は30分から依頼可能です。保育を依頼した前後の時間帯で家事を依頼することも可能。
生後7か月以降の子どもであれば病児保育の利用もできます。
ソーシード
育児だけでなく、家事までこなしてくれるベビーシッターサービスを提供。定期利用であれば、担当者を固定して依頼が可能。
また、コンパクトなWebカメラをレンタルして利用できるオプションがあることも魅力の一つ。カメラを室内に設置すれば、シッティング中の様子を、パソコンやスマートフォンでリアルタイムに見られます。保存された動画を帰宅後に再生して確認することもできます。
ただし、家にインターネットのブロードバンド回線が導入されていることが条件で、通信にかかる費用も自己負担です。
ベビーシッターのHAS(ハズ)
小学館集英社プロダクションの総合保育サービスの「HAS」の中にベビーシッターサービスがあります。会員制で入会金および年会費がかかりますが、会員でない方もビジター料金での利用が可能です。
会員制のため、各家庭への要望などはしっかりと相談でき、それに対応したサービスをしてもらえます。教育サービスを取り扱っているのも特徴です。
ハニークローバー
1日だけ預かるベビーシッターから、曜日を固定した利用や30分のみの利用など幅広く対応してくれます。病気のときにも預かってくれるので、普段は保育園に通っているお子さんでも病児保育として利用できます。
送り迎えだけお願いしたいときや、週3勤務など保育園に預けるほどでもないとという場合に利用しやすそうです。
信頼できるベビーシッターサービスを利用しよう!
リフレッシュしたいけれど、パートナーや身近な人に子どものお世話を任せられないときや、普段は保育園に預けているけれど、子どもの体調不良で預けられないときがあると思います。
そんなときにママやパパの助けになってくれるのが、ベビーシッターというサービスです。
子どももママも気持ちよくサービスを受けるために、事前にしっかり面談をするなど、信頼できるベビーシッターサービスを探して利用してくださいね。