子どもに裏起毛の洋服、着せる?着せない?
ママリにこのような声が寄せられました。
裏起毛のパンツやトップスは、生地に厚みがあって保温性も高く、これから寒さが増す季節には欠かせませんよね。ママ自身も、裏起毛のアイテムを着ているという方もいるのではないでしょうか?
しかし、大人と違って子どもの場合は、寒いことなど関係なしにパワー全開で動きますよね。走り回っていると、裏起毛の服だと暑く感じてしまうようにも思えます。寒いと心配で多めに服を着させてしまいがちですが、冬でも子どもが汗をかいていることもありますよね。
これからの時期、先輩ママたちはお子さんに裏起毛のパンツやトップスを着せているのでしょうか?
保育園によっては禁止されている場合も
保育園で、裏起毛の服を着させること自体を禁止している園もあるとのこと。先輩ママたちから寄せられた意見を見ていると裏起毛の服を禁止している園はわりとあるようです。
禁止されている理由は、汗をかいてしまうからということが一つ。汗をかくことで逆に体が冷えてしまうこともあるので納得できますよね。
決まりがあるようなら守らなければいけないので、気になる方は冬を迎える前にお子さんが通っている保育園に一度確認していた方が安心かもしれません。
12月になると持参するように言われる保育園も
投稿者さんのおうちは冷え込む地域のようで、おうちで過ごすときには裏起毛の服が欠かせないとのこと。また、裏起毛の服を持参する指示がある保育園もあるようです。
園や家庭によって事情は変わってくるもの。園のルールに従い、家庭では必要に応じて裏起毛のあたたかい服で過ごせたらいいですね。
園では着させないが、休日には着させることも
冷えが厳しい雪国に住む方も、保育園に行くときには裏起毛の服は着させていないとの声が届いています。
外は雪が積もるほど寒くても、園内は暖房でぽかぽか暖かく保たれています。そして、元気な子どもたちはたくさん動くので、たとえ雪国でも保育園の中になると寒さの心配が無さそうですね。
保育園には着させて行かないものの、お休みの日には外出時などに裏起毛のパンツやトップスなど着させることもあるとのこと。
寒い地域でも、裏起毛の服は保育園以外の場所で着るものとなっているようですね。
真冬に公園で遊ぶときは着させる
家の中では裏起毛の服を着させることは無く、冬に公園など外で遊ぶときには着させるといった声も寄せられています。
外は寒くても、おうちの中は暖房などで暖かく保たれているので、寒さを感じにくい家庭も。そのような場合だと、子どもに裏起毛のパンツやトップスを着させると暑くて汗をかいてしまうかもしれませんね。
しかし、外に出たら話は別です。公園に行くときなど真冬のおでかけの際には、裏起毛の服を着させていた方が、親として安心できるという方もいるのではないでしょうか。
寒くてもあえて着させない
子どもに裏起毛は必要ないという考えから、寒くてもお子さんにはほとんど裏起毛の服を着させていないという意見も届いています。
子どもはどんなに寒くても延々と公園で遊び続けたり、真冬なのに上着を着なかったり。見た目が寒そうで何かを着せたくなりますが、子どもは親が思っているほど寒さを感じてはおらず、意外と平気なのかもしれません。
子どもに裏起毛を着せることを禁止する保育園がある理由
子どもに裏起毛を着せることを禁止する保育園がある理由は、服の素材にあります。裏起毛は、暖かいというメリットがありますが、その分熱がこもってしまいます。保育園は、暖房がきいているため、裏起毛は熱がこもりやすく体温調節が難しいことが特徴です。
このような理由から、保育園で裏起毛ではなく薄手のトレーナーや長袖のTシャツを指定しているところがあります。保育園によってルールが定められているため、よく確認しましょう。
- プライムスターほいくえんグループ「冬の服装について」(https://www.first-littlestar.jp/news/news-30941/,2024年10月8日最終閲覧)
- 保育園 NOAH KIDS「冬の服装選び」(https://noahkids.themedia.jp/posts/28562611/,2024年10月8日最終閲覧)
裏起毛の服は状況に合わせてうまく活用しよう
今回は、ママリに寄せられた子どもに裏起毛の洋服を着せるかどうかについて、先輩ママの様々な声をご紹介しました。
裏起毛はとても暖かいですが、汗をかいた際に体が冷えやすいなどの理由から使用を禁止している園も多いようです。また地域によって12月から使用が許されている園や、園では禁止されていて休日のみ着ている方など様々な方が見られました。
裏起毛を着れない時にできる寒さ対策として、インナーは通気性がよく速乾性の高い素材を使用したものを使用する、また、その上にトレーナーを重ねるなど服の着方を工夫していきましょう。状況に応じて防寒対策を行いながら、寒い冬を乗り越えましょう。