©wasabi_2910
娘・いとちゃんに感じる育てにくさは、生まれつき敏感な感覚をもつ「HSC」だからかもしれないと思い始めたわさびさん。保育園でも手を焼いていると聞かされ、つらく悲しい思いが溢れます。そこにはHSCの親だからこそ感じる生きづらさがありました。
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「娘が産まれて謝ることが多かった。愛想笑いが染み付いていた。」
日々、母親としての葛藤や苦悩を感じつつも、娘のことを指摘されると愛想笑いや謝ることで何とか悲しさを出さずに対応してきたというわさびさん。いとちゃんの特性について、まだまだ周囲に理解されにくい点もあったことと思います。
※個人の経験の中でのお話であり、保育士を非難する内容ではございません
HSC(Highly Sensitive Child)とは?
HSC(Highly Sensitive Child)とは「非常に敏感な子」とされています。HSCは医学的な概念ではなく、生まれつきの気質です。人種や性別に関係なくおよそ5人に1人が持っているとされます。
生まれつきのものですから「親の育て方が原因」というわけでもありません。また、HSC=ネガティブなものではありません。敏感な分、感受性が豊かで人の気持ちを考えられる部分を伸ばしましょう。子どものうちに自己肯定感をたっぷり養ってあげることが大切です。
- 横浜つづきクリニック「HSCのご両親へ」(https://yokohama-tsuzuki.jp/blog/psychosomaticmedicine/post-476/,2022年12月14日最終閲覧)
- マドレクリニック「ハイリー・センシティブ・チャイルド」(http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-24/,2022年12月14日最終閲覧)
「普通」の常識にとらわれず、わが子の可能性を信じる
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人見知りが激しく、完璧主義で癇癪(かんしゃく)がある娘・いとちゃんに悩むわさびさん。周囲の反応に苦悩しながら子育てをしますが、保育園でも過ごしにくさがあるようで、さまざまな葛藤に苦悩します。
あるとき、わさびさんはいとちゃんの育てにくさについて、感覚が敏感すぎることが原因だと気づきます。自分は娘の可能性を信じ、家族みんなが娘の味方でいようと決意するのでした。
わが子が「平均」や「普通」から外れていると、親としては焦りを感じることがあるかもしれません。しかしわさびさんはHSCという性質について知ることで、その性質を肯定しようと前向きに考えられるように。理解し見守ることで、いとちゃんも安心して成長の階段をのぼることができたようです。
子どもは親の愛情を感じ、安心して成長します。普通にとらわれず、わが子と向き合って子育てしていけるとよいですね。