©後藤桜子
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娘の初めての一人暮らしを心配して、お母さんから電話が掛かってきました。オートロック付きのマンションとは言え、女性の一人暮らしは何かと物騒ですからね。
母からのアドバイス通り管理人さんに挨拶に行くことにした主人公ですが、最後のコマには不気味な雰囲気が漂っています...。
1人暮らしの防犯、どこを重視する?
©後藤桜子
主人公のさよは、友だちの家から大学に通ったことで「やはり学校に近いと通学が楽だ」ということを再認識します。そこで親を説得し、1人暮らしを始めることに。
1人暮らしをするにあたっては、どんな部屋を借りるかなど、できるだけ防犯できる部屋を選ぶようしたさよでした。この「防犯」の点でさよを安心させたのが「管理人さんがいる」ということ。
親も「管理人さんがしっかりしているなら」ということで、さよの1人暮らしに少し安堵感を持っていました。ただ、実はこの管理人さんこそがさよの1人暮らしの安心を脅かす人だったのです。
1人暮らしを狙う不審者たちは、あの手この手で接触を試みてくるもの。「ん?この人なにかおかしいぞ」と違和感を覚えたら、躊躇なく距離を置くことが大切です。
また、日ごろから短時間の外出であってもドアや窓のカギをきちんと掛け、チャイムが鳴ったら訪問者を確認してからドアを開けるなどの対策はしっかりと実践しましょう。
これから1人暮らしを始める方には、今後の参考になりますし、すでに1人暮らしをしている人には自分の防犯意識の再確認になる『ありえない管理人』。不審者がターゲットに近づく際に取る驚きの手口について知ることのできる作品です。
- 山口県警察本部「一人暮らしの防犯チェックポイント1」(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/10434.pdf,2023年1月24日最終閲覧)
- 山口県警察本部「一人暮らしの防犯チェックポイント2」(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/10435.pdf,2023年1月24日最終閲覧)
- 佐賀県警察「一人暮らし女性の防犯ポイント」(https://www.police.pref.saga.jp/kurashi/anzen/_1328.html,2023年1月24日最終閲覧)