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診察室へ入っていく妹のことを思って祈った
検査結果が出て、診察室へと呼ばれたサクラさん。スミレさんは思わず呼び止めますが、何も言えずただ「待ってるね」とだけ伝え微笑みます。とにかく祈ったスミレさん。何かの間違いであってほしいと神様に祈りました。きっと母も同じ気持ちだったはず。
病気のことをすでに聞いていた母はきっとこの数日間を苦しい気持ちで過ごしていたのでしょうね。スミレさんも病名を聞き、まさかそこまでの病気だとは想像もしていなかったと思います。
やっぱり子宮頸がんだった…
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しばらくして診察室から出てきたサクラさんは何も言わず、スミレさんに抱きつきます。そして「子宮頸がんのステージ4で転移があって、手術はできないんだって…」と告げます。
当たり前ですが、突然の病気の宣告にサクラさんは相当ショックを受けているようですね…。改めてサクラさんの口から病名を聞き、さらには手術もできないほどに進行していると聞き、スミレさんも母もショックを受けたはず。言葉にならないですよね…。
医師の言葉はあまりに冷たかった
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母の代わりに医師から詳しい話を聞くことにしたスミレさん。医師は淡々と病気のことを話し、手術はできないと話しました。あまりに心無い言葉の数々に思わずスミレさんは医師に「そんな言い方はないんじゃないですか…」と食ってかかります。医師としては客観的な事実を述べたのでしょうが、今聞きたいのは少しでも希望が持てる言葉ですよね…。
泣きながら医師に文句を言おうとするスミレさんの言葉を遮って「もういいから」と言ったのは待合室で待っているはずのサクラさんでした。一番悔しくて悲しいのはサクラさんですが、それでも感情を出さず、帰ろうとだけ告げたサクラさん。サクラさんの気持ちをスミレさんは代弁してくれたのかもしれませんね。
1か月後の入院の予約を取り帰宅した3人。サクラさんはどんな1か月を過ごし、入院の日を迎えるのでしょうか。