©海原こうめ
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一生懸命に押し込めてきたシカさんの気持ちが、友人の一言で涙と共にあふれ出してしまいました。もちろん夫の命は何より大切ですが、子どもがほしい気持ちだって簡単には捨てられませんよね。
心の声を無視していると、いつの間にか本音が言えない苦しみがつのってしまいます。話せる人に聞いてもらったり、匿名のSNSで吐き出したりして、自分の気持ちに向き合う時間を持つのがおすすめです。
夫婦で導き出した幸せのかたち
©海原こうめ
このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。
「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。
様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。
海原こうめさんのブログ『妊活は忍活!?アラフォー不妊治療体験記その後』