©ricoroco.2019
せっかくできたママ友だけど…
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28歳のサツキは念願の子宝に恵まれ、女の子を出産。しかし初めての育児は慣れない土地でのスタートで不安がいっぱい。そんな日々のなかで同じ病院で出産したアケミとミヤビという2人のママ友は、近くに友達のいないサツキにはとても頼もしい存在でした。
偶然同じ年齢だった3人は、産後も仲良くしていましたが、子どもたちが少し大きくなり、子どもを連れて遊ぶことが増えてきたころ、サツキはアケミの言葉が気になり始めます。
というのも、アケミとミヤビの子どもは男の子で女の子を育てているのはサツキだけ。そんなサツキにアケミは「いいよねサツキんちは女の子で」「女の子なんて楽でしょ?」と、女の子を育てるサツキが楽をしているかのような発言をするようになったのです。
ママ友は女の子がきらいなの?
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その後も、アケミは何かと自分の子とサツキの子を比べて、「女の子を育てるのは楽」「男の子は大変」と口にするようになり、サツキはだんだんとイライラを募らせていきます。
もちろんサツキにも育児に悩みはありますし、育児を楽だと思っているわけではありません。そんなサツキの気持ちに気づくこともなく、アケミの「女の子」へのキツイ評価が続き、果てには少し成長した女の子たちのことを話題に上げ、「女の子は生意気でかわいくない」とまで言い出す始末。
サツキはこの発言を聞いてどんな気持ちを抱いていたのでしょうか。
性別で成長を比べないで!
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アケミの発言を不快に思いつつ、これまで強く言い返すことができなかったサツキ。しかしアケミからのモヤモヤ発言が続き、とうとう我慢の限界に達します。「育児に男女は関係ないんじゃないの」と気持ちをぶちまけたサツキ。
アケミに悪気はなかったようですが、会うたびに「女の子は楽」と言われると、まるで自分がずるいことをしていて苦労していないように思われてつらくなってしまいますよね。
結局、それ以来アケミとは会っていないサツキ。アケミにとっては、女の子を育てているサツキがある意味うらやましかったのかもしれませんが、そうだとしてもアケミの発言は配慮がない言葉なのではないでしょうか。ママ友とはいえ相手は他人。時には距離を置きたくなる相手と出会ってしまうこともありますよね。こんなとき、皆さんならどう対処していますか?