©seseragi0822
©seseragi0822
©seseragi0822
©seseragi0822
どうしたって「父親にしか埋められない穴はある」と割り切ったせせらぎさんは、穴に目を向けるのではなく他の部分に目を向けることにしました。父親のいない穴は埋められなくとも、いないからこそ育つ子どもの芽を大切に子育てをしているようです。
どんな状況でも、前を向いて生きる強い心
©seseragi0822
©seseragi0822
幼い子どもを残して、ある日突然夫がこの世を去ってしまったら、残された家族は深い悲しみの中で将来の不安を感じるでしょう。この作品の作者・せせらぎ(@seseragi0822)さんは夫を若くして突然死で亡くし、何よりも子どもたちが「父親がいない人生」を歩まざるを得なくなったことが悲しくて仕方がありませんでした。
しかしどんなに悲しんでも「父親がいない」という事実は変わりません。せせらぎさんは悲しみやつらい現実を受け止め、今目の前にいる子ども達に目一杯愛情を注ぎ、前を向いて歩いていくことを決意します。このお話はそんな強く生きる母親の姿に胸を打たれる作品です。
つらい現実に打ちひしがれることもある人生。それでも誰かのせいにせず、自分が持っている大切なものを抱きしめて生きていく。そんな姿勢でいたいものですね。