子どもの体調不良、休まないといけない日数は?
子どもの体調が悪くなり始めてから、一体どれくらい休まないといけないのか…それぞれの園によってきまりが異なります。
基本的には、通常の園生活が送れるようになるまで…とされている園がほとんどです。もちろん、咳や鼻水など、普段から出ることもありますので、発熱や嘔吐、発疹などがおさまってから登園をお願いしていると思います。
また、感染症にかかると、医師から登園許可が下りるまではお休みしないといけないこともありますので、前もってお仕事の都合をつける必要があります。
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お休みしたほうが良いサイン
では、実際、どんな時に子どもをお休みさせるのがよいのでしょうか。私の保育・子育て経験も含めて、明らかな発熱や病気の状態を除いて朝の様子が「こんな時は休んだ方がいい」というサインをご紹介します。
私自身、少しサインを感じても「園生活は大丈夫かも」と登園させてしまったことはあります。しかし結局、お迎えの連絡がきたことも。
どんなときに休ませていいか悩むことがある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
咳がひどい
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咳がひんぱんで、何度もむせたり乾いた咳がでたり、ケンケンと犬が鳴くような咳の時は、休んで様子を見てあげましょう。咳き込んで食事や飲み物さえ口にできないこともあります。また、お昼寝時は特に咳が激しく出ることがあります。
発熱していなくても、咳で給食が食べられない時は、お迎え要請があることも。咳がいつもと違う時には、先に受診することをおすすめします。
24時間以内に2回以上のおう吐がある
最初におう吐してから、24時間以内に再びおう吐するときは、単に食べ物が詰まったり、咳き込んで出てしまったりしただけではないかも。
「夜は吐いたけれど、朝起きた時には熱もなく元気だった」と登園する子もいますが、結局、園でまたおう吐してしまい、お迎えに来ていただくこともしばしば。おう吐したあとに熱が上がることもあるので、休んでお家で様子をみてあげることをおすすめします。
急な発疹・湿疹がじゅくじゅく
急な発疹は、できるだけ早い受診が安心です。園での例で言えば、感染症による発疹だと診断された子もいます。
また、湿疹部分がじゅくじゅくしているときも、病院で処置してもらうと安心かと思います。医師の指示により、日中にガーゼを交換する必要がある場合には園に相談してください。
園としては、一度お休みして受診していただき、原因や対処法がわかった状態で登園してもらえると助かります。
下痢便・腹痛
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下痢便が出ている間は、お休みをお願いするルールになっている園はあると思います。トイレを共有しているため、便による感染を防ぐためです。下痢便が続いて受診するときは、受診の際に便のついたおむつを持って行くといいでしょう。
下痢ではない場合でも、子どもがうずくまるほどの腹痛があったときは、お休みしてお家でゆっくりさせてあげてください。
早めに休んで、早く回復しよう
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有休を取るのがなかなか難しい会社もあると思います。保育の仕事も交代が難しい場合があり、保護者の方の気持ちがよくわかります。
しかし、無理に子どもを登園させた結果、体調不良がひどくなったり長引いたりしては本末転倒。また、集団生活で一緒に過ごすお友達やそのご家族のためにも、感染させない状況作りに協力していただけるとうれしいです。子どもの体調不良のサインを見逃さず、早めに受診、早めに回復ができるといいですよね。
また、親も同様に、体調が優れないときはきちんと自分のために休みましょう。子どもが元気に登園した場合で親の送り迎えが難しいときは、協力者を見つけた上で、園に「お迎えする人の変更」を必ず連絡してくださいね。