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やっと見つけた!
一人で家を飛び出してしまった、3歳の娘・さくちゃん。ご近所さんからの目撃情報をたよりに、やっとさくちゃんを見つけることができました。ですが、さくちゃんが立っていたのは、大きな交差点の近くでした。
もしも、あと一歩遅かったら…。もしも、ご近所さんの目撃情報がなかったら…。ゾッとするできごとです。
一方、お風呂掃除に夢中のママは…
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脱衣所とお風呂場のドアを閉め、水を流しながら掃除していると、同じ家の中にいても声は聞こえませんよね。さくちゃんが一人で家を出たことに全く気付かなかったことに、とてもショックを受けます。
慌てていると、大人同士の情報共有はおろそかになりがちです。ですが、緊急事態だからこそ、きちんと情報を伝えなければいけませんね。
無事に帰ってきた、さくちゃん。なぜ、一人で家を飛び出してしまったのでしょうか?その理由が明らかになります。
子どもの思考回路は、理解不能だった
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子どもの行動も思考も、大人の予測をはるかに上回ることがありますね。ママがお風呂掃除をしていたことに気づかず、先に公園に行ってしまったと思い込んでしまった、さくちゃん。まさか、一人で玄関のカギを開けて、外に出てしまうなんて…。本当にこわいですね。
日ごろから、子どもの安全管理には気をつけていたという、こやま家さん。ですが、今回のように予想外のことが起きてしまいました。家の中で、大人が2人いる状況でも、24時間子どもを監視することは難しいです。物理的な対策も、子どもの成長とともに見直す必要がありますね。
窓やベランダ、玄関の付近には、子どもの踏み台になるような物は置いてはいけませんね。また、「子どもだから」と思わずに、子どもにきちんと言い聞かせることも必要です。
わが子の命を守るために、日ごろから対策を
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大人が2人いたにも関わらず、こやま家さん夫婦が気づかない間に家から姿を消した、さくちゃん。油断しているつもりがなくても、小さなきっかけが、大きな事故につながる可能性があります。どんな家庭も例外ではありません。わが子の命を守るため、日ごろから対策をしつつ、子どもにも危険から身を守るルールを伝えることが大切です。
しかし、親にとって予想外な子どもの行動は、完全には防げません。万が一の場合に備えて、身近な家族と対処法を話し合っておきましょう。また、年齢や月齢によっても、事故原因は変わります。その時々で安全対策の見直しや改善を行うことが大切です。親が目を離しても安全な環境を作り、大切なわが子の日常を守りたいですね。
- 公益社団法人日本小児科学会小児救急委員会「子どもの事故と対策」(https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/jikotaisaku.pdf,2023年5月29日最終閲覧)
- 愛知県「月齢・年齢別で見る起こりやすい事故」(https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html,2023年5月29日最終閲覧)