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おそれていたことが起きてしまった…
突発性発疹にかかってしまった11か月の娘・ヒカリちゃん。病院を受診した際、「万が一、けいれんが起きた場合は救急へ行ってください」と、医師から言われていました。また、救急車を呼ぶかどうかの判断基準を、夫とももに確認していたサチさん。
事前に調べていた知識が役に立ち、迷わず救急要請することができました。そして、病院へ搬送されたヒカリちゃん。すぐに処置が始まり、夫も病院へと駆けつけます。
処置が終わり、医師からヒカリちゃんの容体の説明を受けます。
心配でたまらない、娘の今の容体とは…
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娘をICUに移すと告げられた両親。さらに、付き添い入院はできないと言われてしまいます。想像以上の現実に、絶句してしまいます…。
成すすべもなく、自宅へと帰ることとなったサチさん家族。ですが、落ち込んでばかりもいられません。上の子のお世話もあるため、子どもの前では気丈に振る舞おうとします。
ところが、決意とは裏腹に、次女のことが心配でたまらないサチさん。こらえきれず、涙がこぼれてしまいます。
上の子の言葉に救われた
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「子どもの前では泣かない」と決めていたサチさん。ですが、どうしてもヒカリちゃんのことが気になってしまい、長女の前で涙がこぼれてしまいます。
そんな中、長女がかけてくれた、優しくて力強い言葉。とても救われますね。
乳児の突発性発疹は、比較的よく知られている病気ですね。そのため、今回のサチさんのように大丈夫だと思ってしまいがちです。
ところが今回、ヒカリちゃんは40分以上もけいれんが続き、呼吸も困難な状況になってしまいました。娘の異変に気付き、病院へ向かう支度をしていたときのことでした。
いつ、訪れるかわからない子どもの異変。もしものときの対処法について、まずは知っておくことが必要ですね。
年間100~200人が発症する病気を描く作品
突発性発疹について「家庭で様子を見ていたら良くなった」「大したことはなかった」という体験談を耳にすることがあると思います。しかし、この作品に登場するヒカリちゃんの場合は、入院治療が必要になり、急性脳症との診断を受けます。さらに、退院後もケアが必要な状態が続きました。
つきママさんのフォロワーさんは、こうした大丈夫ではなかったという事例を知っておくことで、子どもに異変を感じた時の速やかな受診につながることを望んでいます。公益財団法人難病医学研究財団難病情報センターによると、子どもの感染症にともなう急性脳症の中でもっとも頻度が高い痙攣(けいれん)重積型(二相性)急性脳症の発症は、年間100〜200人、日本の小児に特有の病気であり、生後6か月から1歳代での発症が最多だといいます。
子どもの発熱は珍しいことではありませんが、まれにこうした症例が実際に起きています。「おかしい」と思ったらすぐに受診をすることが大切ですね。
- いしいこどもクリニック「突発性発疹の原因・症状・治療」(https://www.ishii-kodomo-clinic.net/disease07#:~:text=合併症として、熱性けいれん,あるので注意が必要。,2023年7月19日最終閲覧)
- キャップスクリニック「突発性発疹症について」(https://caps-clinic.jp/toppatsu-hosshin/,2023年7月19日最終閲覧)
- 難病情報センター「痙攣重積型(二相性)急性脳症(指定難病129)」(https://www.nanbyou.or.jp/entry/4513,2023年7月19日最終閲覧)