©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
懸命にガンと対峙した妹、もう闘わなくていいよ
主人公・スミレさんの妹・サクラさんは、子宮頸がんのため最期の時を迎えようとしていました。家族はお別れしたくないと強く思いながらも、今までガンと戦ってきたサクラさんの姿を知っているからこそ、これ以上つらい思いをさせたくありませんでした。
ガンによって若い命がむしばまれることの残酷さ、家族や本人の悲痛な思いが描かれた漫画作品です。
最期のお別れを言って
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
©tsukimama34
いよいよお別れです。主治医からの激励の言葉や、家族からの感謝の言葉に包まれ笑顔を見せてくれたサクラさん。サクラさんは、大みそかの夜に息を引き取りました。短くも、多くの人に愛された幸せな生涯でした。
覚悟をする時間はたくさんあったはずですが、最愛の妹の死を受け入れたくないスミレさんは泣き崩れます。
だから私は、子宮頸がん検診に行く
©tsukimama34
©tsukimama34
サクラさんの死後、スミレさんやサクラさんの友人たちは、子宮頸がん検診をきちんと受けるようになりました。サクラさんが生きるはずだった未来を、健康に生きていくために。
子宮頸がんは早期発見が大切です。当たり前ではない「明日」の尊さを教えてくれる、命を描く物語でした。