夏本番!日焼け止めは、くまなく塗りたい
紫外線がだんだんと強くなる春から夏。日焼け止めで子どもの肌を紫外線の刺激から守りたいですよね。
でも、動き回る子どもに日焼け止めをくまなくぬるのは、とっても大変。ポイントをいくつかおさえておくことで、さっとぬることができますよ。
「こまめにぬる」の「こまめ」ってどのくらい?
「こまめにぬりなおすのがいい」とされていますが、逃げ回ったり遊びを中断したり、ぬるのをいやがるのを追いかけ回すのは大変ですよね。
2~3時間おきを大体の目安にし、おやつを食べながら、休憩している時などにぬりなおすのもいいでしょう。また、汗をかいた後や、水にぬれた後などは、よくふいてからぬりなおすとよいですね。
- 塚原医院「日焼け止めについて」(https://tsukaharaiin.com/blog/日焼け止めについて/,2023年7月19日最終閲覧)
- むらまつ小児科「日焼け対策」(https://muramatsu.or.jp/日焼け対策,2023年7月19日最終閲覧)
顔をぬるときは「包み込み作戦」が◎
顔に日焼け止めをぬるときは、おでこ・鼻・両頬、あごの5点にちょんちょんと日焼け止めをのせて広げると、1か所から広げるよりもむらになりにくいです。
子どもが嫌がってぬれないときは、大人の手のひらに日焼け止めをまんべんなくつけて、子どもの顔を包み込むように手のひらで一気にぬりましょう。
シーンに合わせた日焼け止めを選んでみて
ミストタイプは、とにかくサッとぬりたいときにおすすめ。腕や足などにもさっとぬれます。顔は手のひらに出して、手からぬると簡単です。
海や水遊びのときは、水で落ちにくいタイプのものを選ぶと良いですね。シーンに合わせて使いやすいものをいくつか持っておくといいでしょう。また、お風呂などで日焼け止めを落とすときは、お湯や石けんで優しく落としましょう。
保育士が指摘、ぬり忘れやすい「日焼けポイント」はここ
しっかりぬったつもりでも、意外と忘れやすい部位もあります。
保育士として外遊び中の子どもも良く見ている筆者が、ぬり忘れポイントについてご紹介します。お出かけ前に、日焼け止めがちゃんとぬれているか確認してくださいね。
首と耳の後ろ
顔はしっかりぬっても、意外と首と耳の後ろは忘れがち。外遊びでは帽子をかぶっていますが、日が当たってしまうこともあります。顔をぬる際、セットでぬってくださいね。
また、首回りは子どもがよく汗をかいています。ご家庭でのお出かけならぬりなおしが必要だと思います。
手の甲・足の甲
水遊びのときや、サンダルをはくときに日焼けしやすいのが、足の甲。太陽の光にさらされる部分です。また、手の甲も常に強い日差しを浴びています。
あとで痛い・かゆいといった状況にならないためにも、可能な範囲でぬっておくと安心です。
日焼けと夏の思い出
「日焼けのあと」はたくさん遊んだ証拠。でも、せっかくの楽しい思い出が、「痛い」「かゆい」で終わってしまわないように、できる範囲で日焼け止めを活用しましょう。
子どもの肌は思った以上に太陽の下に露出していると感じます。家庭でのお出かけ時も、ぬり忘れポイントがないかよく確認してくださいね。