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資金繰りに不信感を持った仲間に呼び出されたマコト。その場にやってきたのは、これまで姿を現したことがないマコトの妻でした。マコトがしてきたことを知り怒りに震え、その場で離婚届にサインするよう求めます。
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人間関係が一斉に破綻
話し合いの末に離婚届を書き、妻との離婚が成立したマコト。そして当然、恋人同士だったミカも別れを告げます。「バツイチ子持ち」とウソをついていた上、子どもは3歳のときに他界した、と周囲に触れ回っていました。ところが実際は離婚はしておらず、子どもを亡くした過去もありません。
さらに、仲間とともに始める予定だった雑貨屋の開業資金を使い込んだマコト。お金をやりくりするために、なんと結婚詐欺をはたらいていたことも発覚します。ウソにウソを重ねてきた男は、犯罪にまで手を染めていました。
警察に通報し、逮捕へ
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ウソにウソを重ねてきた男は、詐欺の容疑で逮捕されました。そして、余罪があることも判明。マコトが逮捕されたことにより、事態は収束へと向かいます。
マコトの妻もミカも、周囲の仲間たちすらも、マコトの本当の姿に気づいていませんでした。いきなり次々と悪事が明らかになり、登場人物はみんな混乱状態です。
人間不信になった過去を乗り越えて
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一時は、人間不信に陥ってしまった主人公・ミカ。今は、愛する家族とともに、穏やかに過ごしているようです。
ミカとマコトが知り合ったのはバー。居合わせた者同士では「どこの誰か知らない」というのは、よくある話かもしれません。表向きの顔と裏の顔は、表裏一体なのですね。
人によく思われたいあまり、ウソにウソを重ねると収拾がつかなることがあります。そしてそうした人のウソに、うっかり騙されてしまうことがあるのも事実です。人を疑いたくはないものですが、周囲の人の評判をう呑みにする怖さを痛感させられる作品でした。