©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
娘を信じる
突然、仲良しだった雪ちゃんから無視されるようになり、困惑していた かえで。今度は、「かえでが雪をイジメている」という話が浮上し、学校に呼び出されることになった母。
娘の言葉を信じ、話し合いの場へ臨みます。ところが、雪ちゃんの母はカンカンに怒っていて、話し合いに応じてくれません。
イキナリ謝罪を要求されて…
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
話し合いの場へつくと、すでに雪ちゃんの母は興奮しています。経緯もわからないまま「謝って」と責められてしまいます。
校長先生の計らいで、何とか経緯を聞くことはできましたが、シールを破った犯人は かえでだと決めつけている様子。まずは子どもに確認してみないと、真相はわかりません。
ひとまず、この場はお開きとなり、子どもから話を聞いたあとに、改めて話し合いの場を設けることになりました。
ところが、帰宅すると かえでの部屋から見覚えのないシール帳が見つかります。これは、謝罪するしかないと思い、親子で雪ちゃんの家へ向かいます。
謝罪を済ませた かえででしたが、浮かない顔をしています。どうやら、シール帳を持っていたのには理由があったようです。
娘が語った真実とは…
©minto_suga22
©minto_suga22
©minto_suga22
実は、雪ちゃんから頼まれて、一番大事なシール帳のページを預かっている、と真相を語ってくれた かえで。娘が、友だちのシール帳を盗ったり拾ったりしたワケではないことが明らかになり、ホッとしました。
さらにこのあと、「シール帳はマンションのエレベーターホールで交換した」と話してくれた かえで。そこで、防犯カメラを確認してみると、2人がシール帳を受け渡ししている姿が映っていました。娘がシール帳を奪ったわけではない事実が客観的にも証明されました。
今回のお話では、仲がよかった友だちに急に無視をされたり、「イジメをしている」と根拠のないことで責められたりと、困惑するできごとが続きました。
ですが、それでも「娘を信じる」と決め、最後まで行動し続けた母。謝罪をし、対話を繰り返すことを諦めませんでした。母の強くて優しい愛情が描かれている作品です。