1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. 定員5名の見守り学級に9名の希望者。急がれる市の対策|幼稚園難民になった話

定員5名の見守り学級に9名の希望者。急がれる市の対策|幼稚園難民になった話

この漫画の作者・鳥野とりこ(@torico_bird)さんは、発達グレーゾーンの息子を幼稚園に入園させたかったのですが、近所のすべての園に断られました。そこで鳥野さんは、自治体の子育て政策の課題を解決するために行動を起こし、友人の市議会議員の伝で市の委員会でスピーチの機会を得ました。市に陳情書を提出した鳥野さんは、息子の見守り学級入園に向けて準備を始めます。見守り学級の定員は5名ですが、なんと今年は9名もの希望者がいました。『幼稚園難民になった話』第27話をごらんください。

Ⓒtorico_bird

第1話から読みたい方はこちら

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

定員の5名を大幅に超える9名が、見守り学級を希望していましたね。これは、ねこ太くんのように私立幼稚園に入園を断られたこと、発達に特性があると診断される子どもたちが増加していることと関係がありそうですね。

ついに公立幼稚園の面接が始まる!わが子の入園は?|幼稚園難民になった話

関連記事:

ついに公立幼稚園の面接が始まる!わが子の入園は?|幼稚園難民になった話

この漫画の作者・鳥野とりこ(@torico_bird)さんは、発達グレーゾーンの息子…

【全話読める】
幼稚園難民になった話

子育てしやすい社会のため、自ら動いたママの体験談

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

Ⓒtorico_bird

鳥野とりこさんは息子の入園をきっかけに、住んでいる自治体が発達に特性のある子どもへの支援が遅れていることを知りました。そこで教育委員会に問い合わせたり、市長に直接手紙を書いたりと、少しでも現状を変えようと努力します。

鳥野さんは、市の委員会で「発達障害の子どもたちの受け入れ増加と教育の質の向上」を訴えました。すると教育長は、発達障害の子どもの増加にともない、受け入れ施設が不足しているという声は7〜8年前から上がっていたものの、今までこの問題に手をつけなかった点を謝罪。委員からは、子どもの時間は貴重で早く解決すべきという意見が出され、積極的な問題解決への道が開かれつつある状態になりました。

鳥野さんが勇気を出して訴え出たことで、自治体に声が届いたのは大きなプラスですよね。わが子のことはもちろん「同じような悩みを抱える親子が少しでも減ってほしい」という思いが鳥野さんを突き動かしたように読み取れます。

子育て周辺の制度の中には、まだまだ改善が必要な点がありますよね。そんな状況を変えていくためにも、選挙への参加や窓口への相談など、有権者としてできることから向き合っていきたいですね。

鳥野とり子・早産児ママ(@torico_bird)さんのインスタグラム

口蓋(こうがい)裂で生まれた小1の息子がからかわれてる?|障害をからかう親子に念書を書かせた話#1

関連記事:

口蓋(こうがい)裂で生まれた小1の息子がからかわれてる?|障害をからかう親子…

口蓋(こうがい)裂で生まれたという、ようみん(@mamayoubi)さんのフォロワー…

息子の目の奥が白い。授乳中に気づいた異変|息子に目の障害が見つかった話#1

関連記事:

息子の目の奥が白い。授乳中に気づいた異変|息子に目の障害が見つかった話#1

出産後に里帰りをした 河野りぬ@子育て&鬱経験エッセイ(@rinu.illustjob)さ…

「漫画」「待機児童」「行政」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧