©︎miwakamo
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痴漢にあっても、何もできず泣くしかなかった
ある冬の日、帰りの電車の車内で痴漢の被害にあったミワカモさん。帰宅すると夫に泣きながら「痴漢された」と話をします。怒り、悲しみや恐怖…さまざまな感情があふれてきて気持ちを抑えられなくなってしまいます。夫は「大丈夫?」と聞くと、戸惑いながらもミワカモさんの気持ちに寄り添ってくれました。
「捕まえてやろうと思ったけど、何もできなかった」と話したミワカモさん。捕まえたいと頭では考えても、体が言うことを聞かないですよね…。許せないという気持ちは後になってから出てくるものの、その時はきっと怖いという気持ちが強かったはず。本当につらかっただろうと思います。
夫も、かつて痴漢被害に遭っていた
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痴漢をされるということ自体がそもそもつらい経験なのに、その経験を人に話した時の反応で、被害者がさらに傷つけられることがあるというのは許せないことですよね。痴漢は犯罪なのに、被害者にも非があったのではと言われるのは本当に有り得ないことだと思います。
ミワカモさんの気持ちに寄り添ってくれた夫ですが、実は何度も痴漢にあっていたそう。男性も性被害に遭うことがあるのです。
満員電車で思わずゾッとした
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満員電車に乗っていた夫。何かがおしりに当たったような感覚になり、不快な気持ちに。カバンか何かが当たったのかと思い、手で払おうと手を後ろに回しますが、自分の手に触れたのは明らかに人の手でした…。満員電車というだけでも不快なものですが、人の手がおしりのすぐ後ろにあったなんて気持ち悪いですよね。
思いがけず痴漢の被害にあうとパニックになりますし、冷静に対処するというのは想像以上に難しいこと。夫は完全に戸惑ってしまい、被害を周囲に訴えることができなかったといいます。被害者を怖がらせ、不快にさせる痴漢。どれだけ卑劣で許せないものかを再認識するお話でした。