「最後のランドセル姿かも」娘が不登校になるかもしれない現実 [ママリ]

「最後のランドセル姿かも」娘が不登校になるかもしれない現実

著者・マミヤ(@mamiyang83)さんの娘・しぇーちゃんは、自閉スペクトラム症で特別支援学級に通っています。夏休み明け、登校困難となってしまったしぇーちゃん。学校にいるとおなかが痛くなると訴えます。そこで、1日だけお休みさせました。そして改めて、学校のことを親子で話し合います…。『夏休み明けの登校しぶり』をダイジェスト版でごらんください。

©mamiyang83

親子で話し合ったこと

夏休み明け、登校困難となってしまった娘・しぇーちゃん。学校にいると「おなかが痛くなる」と訴え、体からSOSが発しているようです。そこで、1日だけ学校をお休みし、のんびりと過ごさせます。そして改めて、翌日からの学校のことを親子で話し合いました。

「ムリに学校に行かなくてもいい」と伝えつつ、勉強の仕方、動画やゲームのルール、そして今後の居場所などについても、きちんと話し合いました。

そして、約束の金曜日。まずは無事に登校できるのでしょうか？

娘の浮かない顔にすべてを悟った母

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学校が見えた途端、険しい表情になってしまったしぇーちゃん。マミヤさんは、「何が正しい対応なのかわからない」と葛藤を抱いています。そして、しぇーちゃんが学校に行かないことを選択した場合、今日が最後のランドセル姿になってしまう可能性が…。とても複雑なマミヤさんの心境が、痛いほど伝わってきます。

そして、学校から帰ってきたしぇーちゃんの様子とは？そして今後、学校へは通うのでしょうか？

娘の様子に一安心したのも束の間…

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金曜日の放課後、朝とは打って変わって晴れ晴れとした表情に、マミヤさんは一安心しました。さらに、「来週からは学校行ける」というしぇーちゃんの発言に、驚かされます。

ところが、ホッとしたのも束の間。再び、しぇーちゃんに心配な症状があらわれます。独り言だったのか、それともマミヤさんに向かってつぶやいた言葉だったのかは不明です。ですがそれ以上に、「ムリして」という言い方にひっかりを感じます。

本作では、夏休み明けの娘の登校しぶりと向き合い、学校に行かせるかどうか葛藤する母親の様子が描かれています。もしも不登校を選択した場合は、勉強の仕方・子どもの居場所、そして相談先などについて考える必要があります。

ささいなことがきっかけで、子どもが「不登校」になってしまう可能性はじゅうぶんにあり得ます。だからこそ、マミヤさん親子のケースは1つの事例として、とても参考になります。