©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
「頭いいね」は呪いの言葉
主人公・ゆいなさんと美姫・華は同じ大学の学部で出会いました。同じ高校だった3人…何となく行動を共にするように。ですがゆいなさんは次第に2人対して「合わない」と感じるようになってしまいます。
そのできごとの一つは、「成績」にまつわることでした。試験の成績を本当は「見られたくなかった」ゆいなさん。「頭いいね」と上辺だけで評価・判断されることに嫌悪感を抱いていました。
初めは真面目に大学での講義を受けていた3人。ところが、大学生活に慣れてくると美姫と華は次第にサボるように…。
わたしの心が狭い?
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
大学生活に慣れてきたころ、美姫と華は授業をサボったり、居眠りしたりするようになります。そして、真面目に授業を受けているゆいなさんに「ノートをコピーさせて」と言ってきます。何となくモヤモヤとした感情を抱えながらも、ゆいなさんは断ることができません。
違和感を抱きつつも、ゆいなさんは2人と距離を置くことはできずにいました。その理由とは…。
お互いに利用している
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
©yuina.kajima
「ひとりでいても平気」そうな子を目の当たりにし、ゆいなさんはうらやましさを感じます。ゆいなさんはまわりの目が気になるタイプ…。美姫・華と合わないと感じていても「ボッチだ」と思われるのがイヤで、2人との友だち関係を続けています。
本作では、大学時代に友だちとの関係に悩んだエピソードが描かれています。主人公は勉強のサポートをする代わりに、「ボッチにはなりたくない」という思いから、2人との友だち関係を続けます。お互いに「利用している」ような関係でした。そのため、言いたいことがあってもハッキリと伝えることができず、モヤモヤは次第にたまってしまいます…。
あなたは、「合わない」と感じる友だちと一緒にいることができるタイプですか?それとも、一人でも気にせず、自由に行動できるタイプですか?「本当の友だち」について考えさせられる作品です。