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「やってないのに…」息子から冤罪の事実を聞く
たぷりくさんは、ある日息子にから「やってないのに、やったと言った」という話を聞きます。まったく状況のつかめないたぷりくさん…。たぷりくさんの息子は、学校内で先生に叱られるトラブルに見舞われていたようです。いったい何があったのでしょうか。
先生の「事実確認」に違和感
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ことの発端は、1年生のT君が「人の家の木を折ったのを見た」と話したこと。該当生徒が担任の先生に呼び出されましたが、たぷりくさんの息子や友だちは身に覚えがなく、きょとんとしてしまいます。
友達の1人は「やっていません」と言いますが、先生は信じてくれず「嘘をついたらダメ」と言い出します。事実確認のはずが、あたかも3人がやったことが確実かのような言い方に聞こえますよね。反論できればいいのですが、本当に嘘をついていないという証明の仕方を子どもたちは知りません。聞いた話ばかりう呑みにして、頭ごなしに叱られても、子どもたちは弁明できませんよね。
子どもたちにとって「親」や「先生」は大きな存在です。その人たちに自分たちの主張を認めてもらえず、否定をされたショックは決して小さなものではないはずです。
そのつもりなかった。子どもにはどう伝わった?
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先生は、決めつけて叱ったつもりはない、と言います。しかし、そう言ったつもりはなくても、子どもに「決めつけられた」と伝わってしまったのが事実です。親や先生であっても、いつも正解の行動を取れるわけではありません。しかし、その結果傷ついてしまった子どものことは、きちんと受け止めなくてはなりませんね。
このお話は、学校生活であり得るトラブルについて知り、自分ならどうするか考えさせられるようなエッセー作品です。