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「忘れた」と言い続けた
隣の席のニコちゃんはイチくんが教科書を忘れないよう手のひらに「算数」「国語」と書いてくれました。しかし、イチくんにとってはプレッシャーとなり、さらに友達のサンちゃんの「盗られたんじゃないの?」という言葉を思い出して不安な気持ちになっていました。
イチくんは授業の度に「教科書を忘れました」と言い続けました。そうしているうちについに先生に呼び出されてしまいます。単なる忘れ物ではないと感じたのでしょうか…。
大人にバレてはいけないと思っていた
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先生に教科書がなくなったことを言えなかったイチくん。先生に言えばお母さんにも話がいき、金銭的に苦しめてしまうと思ったようです。「大人にバレてはいけない」と思い、隠し通そうとイチくんはうそをついたのでした。先生もイチくんの異変に何かを感じているようですね。
そんなイチくんをさらなる悲劇がおそいます。なんとロッカーに入れておいたはずの絵の具セットがなくなってしまったのです。絵を描くのが大好きでお母さんに完成した絵を見せるのを楽しみにしていたイチくん。信じられない気持ちだったでしょうね…。
「誰かに盗られた」とようやく思った
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誰かが盗んだのだと確信したイチくん。物をなくすのは自分が「だらしないから」だと思っていましたが、そうではなかったということがハッキリとわかってよかったですよね。しかし、一方で誰かが故意に持っていったことがわかり、不安や恐怖を感じたはず…。
この後、絵の具セットだけではなく習字セットもなくなっていることに気付きます。そして友達にも協力してもらい先生に全てを打ち明けることを決めるのでした。
学校生活ではさまざまなことがあり、特に小学生ぐらいになると親も把握しきれない学校でのできごとが増えていくものではないでしょうか。学校でのできごとを言わないというのは、時に子どもの優しさであったり思いやりだったりするのでしょうが、親としてはどんなささいなできごとでも知りたいと思うものですよね。親子の関係性やわが子の学校生活について考えさせられるエピソードでしたね。