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クッションを投げつけ、怒り狂う義姉…
主人公・千秋は、普段から乱暴な甥っ子・カン太くんの行動に悩まされています。妊娠中に足を蹴られたり、おなかをバシバシ叩かれたり…。赤ちゃんが生まれてからも、勝手にバウンサーで遊ばれたうえに壊されてしまいます。ですが、義姉は謝罪はおろか、自分の息子(カン太)を叱ろうとはしません。そればかりか、千秋に非があるといい、理不尽な理由で責められます…。
そんな中、久しぶりに千秋・夫・娘の3人で家族水入らずの旅行を楽しむことができました。ところが、帰宅すると怒り狂った義姉にクッションを投げつけられます。「息子(カン太)も連れて行け」とは?あまりにも身勝手な考えに思えてしまいますよね。
身の危険を感じた千秋は、すぐにその場から離れます。夫と義兄になだめられ、ようやく冷静になった義姉。なぜ、このようなことをしてしまったのでしょう?
嫉妬?八つ当たり?
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シングルマザーの義姉にとって、弟夫婦はうらやましい存在だったようです。どうやら、嫉妬心から攻撃をしていた模様。そして、もう1つの理由も明らかになりました。「再婚して家をでていく」と言っていた義姉だったのですが、破談になってしまったようなのです。嫌なことが続き、八つ当たりをしたのかもしれません。
夫と話をしている部屋に、今度は義姉自らが乗り込んできました。そして、そのうしろには甥っ子のカン太くんも。すると、カン太くんは意外なことを口にします。
息子から見た、暴走する母親
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母親である、義姉の暴走を間近で見て、いたたまれない気持ちになってしまった様子のカン太くん。なんと、母親の代わりに謝ってくれたのです。
今までは、義姉は甥っ子を叱ることはありませんでした。そのため、カン太くんは善悪の分別がつかず、好き放題に乱暴をしていました。ですが、義兄や夫、そして千秋など、まわりの大人が真剣に叱ったことで、成長した様子のカン太くん。叱らないことよりも、愛情をもってきちんと叱ることが本人のためになることもありますね。
本作では、同居している義姉・甥っ子からの攻撃に悩まされたエピソードが描かれています。義姉が叱らないため、乱暴な性格に育ってしまった甥っ子・カン太くんですが、今回ばかりは誰が悪かったかを客観的に考え、そして母親の代わりに謝ることもできました。カン太くんの成長に救われたエピソードでした。