©rinu.illustjob
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おしゃれな雑貨屋にワクワクした
わが子と家に2人きりでいる時間が多かった河野りぬさん。誰かとの交流を求めるようになります。この閉塞感から脱出しようと散歩をしていると、偶然雑貨屋さんを見つけます。
おしゃれな雰囲気の雑貨屋さんに久々に心がおどる河野りぬさん。こんな住宅街におしゃれな雑貨屋さんができたなんて…と偶然の発見にうれしくなるのでした。さて、ここでどんな出会いがあるのでしょうか。
バイタリティーあふれるママは、自分とは違う価値観を持っていた
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生活スタイルに強いこだわりを持つ女性店主のタカヨ。タカヨもまた母親でした。食育にもこだわりがあるタカヨの話を聞き、河野りぬさんはそのバイタリティーに圧倒されます。そして、彼女はワクチン接種にも強くこだわる自然派ママでした。
ワクチン接種にはさまざまな考え方があり、接種する・しないの最終判断は各家庭に委ねられます。タカヨは、そうしたワクチンには一切頼らず、体によい食べ物を摂り入れることこそ、健康の資本であるという、強い信念がありました。
そしてその考え方は河野りぬさんとは合わないものだったのです。お付き合いを続けるにつれ、河野りぬさんはだんだんと疲弊するようになりました。
それぞれの考えを尊重し合うことが大切
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皆さんは、自分と違う価値観の人に意見を押し付けられた経験はありますか?人にはそれぞれ考えがあり、それが正解か不正解かというものではありません。自分と違う価値観の人に、それを強要することは相手に不快感を与えることがあります。
どんな考えを持っていてもそれを認め、尊重し合うことが大切ですね。タカヨのように、自然派の価値観を河野りぬさんに押し付けることはよくありません。そして、どうしても合わないと感じたり交流を続けることがストレスに感じるときは、そっと距離をとることも大事な方法です。
正解、不正解や正義、悪といった二択で物事をとらえるのではなく、人の考えはそれぞれだと思えるといいですよね。人は人、自分は自分と、それぞれを尊重すること。そして客観的なデータに基づいて、人の意見だけに流されずに判断することができれば、もっと柔軟な生き方ができるように感じさせられる作品です。