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学校は知っていた「虐待」
Aiさんの娘・ひなちゃんが家の前で友だちのきららちゃんと遊んでいました。夕方になり、帰る時間だよと声をかけると「家がわからない」と言い出したきららちゃん。
連絡手段がなく、学校経由で保護者に連絡してもらいました。ところが、引き取りにあらわれたおばはきららちゃんに手を上げ、執拗(しつよう)に殴る蹴るを繰り返したのです。「虐待」と判断したAiさんはすぐに学校へ報告します。
すると、学校側は家庭内暴力があることを把握していました。
信じて任せるしかない…
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結局、学校側の「任せてください」という言葉を信じるしかないAiさん。放課後、きららちゃんが遊びに来ることもなく、その後の様子が気になります。
そんな中、学校の授業参観のお知らせが届きました。久しぶりにきららちゃんの様子を確かめるチャンスです。きららちゃんは元気に過ごせているのでしょうか?
虐待を受けた子の様子
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久しぶりに娘の友だち・きららちゃんと対面することができたAiさん。以前よりも笑顔が増え、パッと見では虐待のあとがないことに安堵します。そして、学校側がきちんと介入してくれたことが判明しました。学校、父親、おば、そしてきららちゃんで話し合いがおこなわれ、どうやら「もう手を上げない」とおばが約束してくれたようです。
虐待に関する相談は、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」で可能です。こども家庭庁のホームページでは、以下の概要が記載されています。
虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
「児童相談所虐待対応ダイヤル「189」」にかけるとお近くの児童相談所につながります。
通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。 ※1
「もしかして?」と思ったときはこのようなダイヤルも活用し、子どもの命を第一に考えた対応をしましょう。