©nishiyama_tomoko07
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夫が事故に遭ったと知らせる着信
このお話は西山ともこさんのフォロワーの体験を基に描かれたエピソードです。フォロワーさんは現在妊娠中。1歳の娘を育てながら日々を過ごしていました。
ある日、見知らぬ番号から電話がかかってきます。電話の内容は夫が事故に遭ったというものでした…。いったいどうなってしまうのでしょうか…。
夫の手を握っても、握り返してくれることはない
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フォロワーさんは急いで病院へ向かいます。しかし、到着したときにはすでに心停止をしているという絶望的な状態でした…。突然のことに頭がついていかないフォロワーさん。
夫が横たわる姿を見て、冷たい手を握りますが、反応はありません。今朝まで一緒にいた愛する夫は二度とフォロワーさんの手を握り返してくれることはないのです。
現実に打ちのめされながらも、楽にしてあげてほしい、というフォロワーさんから夫への愛を感じます。こんな簡単に日常は壊れてしまうのですね…。
愛する人とも大切な宝物に生きる希望を見出す
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悲しみに打ちひしがれたフォロワーさんですが、その後第2子を出産。子どもたちはまだ幼く、きっと父親の記憶はなく育っていくでしょう。しかし、父親から注がれた愛情はずっと子どもの中に残っているはずです。
笑顔の夫の写真を飾り、わが子たちに父の笑顔を見せようとするフォロワーさんの愛情が切なく、胸が苦しくなります。愛する人との突然の別れは、いつだれに起きるかわからないことです。
フォロワーさんは、愛する人との間に生まれた大切な命を支えに、生きる希望を見出すことができました。日常の幸せの貴重さに改めて気づかされるお話です。