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小学校入学後に感じた、周囲との大きな差
もっつんさんの息子、タクくんは小学校に進学。タクくんは現在支援級クラスに在籍していますが、入学当初は通常クラスにいました。
入学後、担任の先生からタクくんの問題行動についてたびたび電話がくるように…。周りの子との成長の差を感じ、もっつんさんは不安を強めていました。
「いけないこと」が伝わらないもどかしさ
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さまざまな問題行動と向き合う中で、タクくんには発達に遅れがるのではないか?という思いを強くするもっつんさん。検査をしていない段階からスクールカウンセラーへの相談を重ね、適切な支援を受けることを検討するようになります。
そんな折に起きたのが、タクくんが振り回した水筒が他の子どもに当たる事故。わざとではないとしても、ケガをさせてしまったことは事実。学校からこのような連絡がきたら、親は大きなショックを受けるでしょう。
わが子に悪気はなくても、立場は加害者。そんな状況が、もっつんさんはつらくてたまらなかったようです。タクくんもなぜママが泣いているかよくわかっていないようで、つらい状況が伝わるシーンです。
わが子らしく学ぶ環境を選んで
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子ども自身がのびのびと学校生活を送るには、わが子に合う環境であることがとても大切なのではないでしょうか。もっつんさんは、さまざまな人に相談しながら検討する中で、タクくんを支援級に移籍させることに決めました。
こうした判断をする中では、周囲の目や声など、いろいろなものに惑わされるかもしれません。それでも、わが子が適切な環境で、楽しくのびのびと過ごすことを優先する気持ちは持ち続けていたいですね。『うちの子が支援級に移籍するまで』は、もっつんさんの気持ちの変化を追う中で、子育てにおいて大切なことを教えてもらえる作品です。