©hachi_mitsu89
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面談で言われた一言にドキリ…やはりわが子は発達障害…?
主人公は、はちみつこさんの友達りっちゃんとその娘ちいちゃんです。
ちいちゃんは小学校1年生ですが、ある日の面談で担任から学校で過ごしにくそうにしている様子を伝えられます。
りっちゃんは、先生の言葉にドキッとしてしまいます。実はすでに2年前から、ある現実を受け止めきれないでいたのです…。
泣いているだけで、発達障害?指摘を受け入れることができない
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ちいちゃんは耳鼻科の検診で泣き叫び、検査をすることができなかったといいます。医師はそれに対して、発達障害の検査を受けるように薦めます。
今まで特に育てにくさや発達の遅れを感じていなかった場合、いきなりそんなことを言われたら誰でも驚いてしまうでしょう。りっちゃんはこのとき、夫にも相談しますが「気にすることはない」と言われ、検査を受けずにいました。
ただ泣いているだけで、発達障害を疑われて動揺する気持ちは誰にでもあるはずです。また、わが子に問題があるなんて、すぐに受け入れることは難しい場合があるかもしれません。
本当にわが子は大丈夫なのだろうか、と不安を抱きつつ、次の一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。きっとりっちゃんの気持ちに共感できるはずです。
学校での過ごしにくさをずっと我慢していたわが子
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発達障害の検査を受けずに小学校に入学したちいちゃん。学校生活が始まって半年ほどたったある日、学校が好きじゃないと伝えます。りっちゃんは個人面談で、ちいちゃんの学校での様子を聞き、実はちいちゃんが学校で過ごしにくそうにしていることを知ります。
発達障害と聞くと、何も打つ手だてがないことなのかと思う人もいるかもしれません。しかしその人の特性にあった対応が取れれば、本人の過ごしやすさは変わってきます。
ちいちゃんのように、周囲が対応をしないままでいると、子どもは過ごしにくさを感じる日々が続く場合もあります。周囲の対応が適切にされないままでいると、本人に必要のないストレスやつらさを経験させてしまっている可能性もあります。
わが子の発達にそれとなく不安をいだいていても「わが子はそんなはずはない」と検査に踏み切れない親子もいるでしょう。ただ、専門家に相談することで、その人に合った対応を取りやすくなる場合もあります。
どうか、全ての人が生きやすい社会になってほしいと願わずにはいられません。