同棲に反対された理由は「国籍」、韓国籍の女性が自身のルーツと今後の幸せに向き合った話 [ママリ]

同棲に反対された理由は「国籍」、韓国籍の女性が自身のルーツと今後の幸せに向き合った話

今回は、日本で生まれ育ちながらも韓国籍である、おと| コミックエッセイ(@oto_ppu)さんが実際に経験した、彼との結婚に至るまでの壁を描いた作品です。『国籍問題で破局しかけた話』をご紹介します。国籍やルーツについて改めて考えみてください。

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韓国籍の私は、国籍のせいで結婚を反対されている

おとさんは、お付き合いをしている彼と結婚を前提に同棲をする予定でした。しかし、同棲を始めることがなかなかできずにいました。それは、おとさんの国籍に理由があるといいます。

おとさんは生まれも育ちも日本ですが、両親が韓国人で、韓国籍です。彼の両親は、おとさんの日本国籍でないことを気にして、反対をしているといいます。どうなるのでしょうか。

みんなと違う？自分のルーツってなんだろうか

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おとさんは成長とともに、自分が日本に住んでいるにも関わらず、みんなと違うと感じることがたびたびあったようです。日本で暮らしている外国人の方の中には、日本国籍を取得して帰化する人もいます。しかし、おとさんの両親は自分のルーツを大事にしてほしいという願いから帰化せずにいました。生まれも育ちも日本のおとさんにとってはあまりピンとこない話のようです。

自分の国籍を意識する瞬間は普段の生活の中ではあまりないかもしれません。しかしおとさんのように海外国籍を持ち日本で生活をしている人には、悩んだり、意識をしたりする機会があるようです。

ルーツを大事に思いながらも、幸せな未来を手にしたい

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日本国籍でないことを理由に結婚反対と言われたことで、おとさんはとても傷つきます。大切にしてきた生まれながらのルーツを捨てることを条件だと言われたように感じたのかもしれません。

わが子の結婚相手と国籍が違うことに違和感や不安を抱える人がいるのはわかりますが、国籍はその人が生まれもったもの。伝え方によっては深く傷つけてしまうことを知っておかなくてはいけませんね。

おとさんと彼はこのあと何度も話し合いを重ね、おとさんのルーツと今後の幸せの両方を大切にする方法を考えます。お互いに納得がいく結婚をするには、どちらかだけが我慢したり諦めたりするのではなく、相手を思いやる気持ちで寄り添うことが必要であると気付かされるエピソードです。