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保健室へ来ていく息子。いったい何が…?
三人の息子を育てるママ、安田ふくこさんが経験したエピソードです。この日はいつも通り三男ケイくんのお迎えのために小学校へ行った安田ふくこさん。
そこにいたケイくんはいつもの様子とまるで違っていました。養護の先生に引率され保健室へ向かうケイくん。先生の様子もいつもと違い、安田ふくこさんは不穏な空気を感じ取ります。一体なにがあったのでしょうか。
トラブルの原因を見定めることは親として大切
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学校のこととは言え、すべてのトラブルを先生が把握できているわけではありません。時に、お互いの生徒から事情を聞いてもいまいち整合性がとれないことがあるでしょう。
できれば、わが子の言い分を信じてあげたい。誰でもそう思うはずです。もちろん親としてその気持ちはとても大事なことです。しかし家と学校では振る舞い方が違うことはよくあります。本当に何があったのか、なぜこのトラブルが起きたのか、どうしたら防げたのか、ということをよく考えることが大事ですね。
やみくもにわが子を擁護するだけ、叱り飛ばすだけ、ということはせず、物事の本質を考える姿勢を大切にしましょう。安田ふくこさんように、わが子に非はないのか、という確認をすることも大切ですよね。
「大人な対応」とは、物事をうやむやにするということではない
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大人であっても、子どもであっても自分の非は認め誠心誠意謝罪をすることが大切です。安田ふくこさんは今回のトラブルについて、学校側の対応にも問題があるのではと疑問を持つようになります。
校長先生は市の支援教育部のエリアマネージャーを呼んで話し合いをしようと提案しますが、話し合いが難しいS家に対し、穏便に事を済まそうとする対応にもどかしさを感じるふくこさん。大人な対応、というのはよく都合よく解釈されがちですが、決して物事をうやむやにしていいという意味ではありません。感情的にならず、冷静に再発防止に向けて話し合うことが本来の意味ですよね。解決していないことに対して、納得した振りをしても、わが子の安全は守れません。
わが子をトラブルから守るという本当の意味はなんなのでしょうか。起きたことを冷静に見定め、誠意をもって対応する姿をわが子はしっかりと見ているものです。子どもたちが、きちんとトラブルに立ち向かえるようなサポートをすることも大切なことですね。