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つわりのツラさを理解できない夫…
夫は、つわりのツラさをまったく理解できない様子。妻が寝てばかりいるのも、料理を作るのがしんどいと訴えても、「ワガママ」だと考えています。
たしかに、つわりのツラさは本人にしかわからないもの。ですが、体調がよくないときは、寄り添って欲しいものですよね…。
その後、夫のモラハラはエスカレート。ある日、ヨシエが産院で分娩について医師と話し合ったところ、「無痛分娩」を紹介されました。医師の話を聞き、無痛分娩で産みたいと思ったヨシエ。その日の夜、夫に伝えました。
すると、最初は「いいと思う」と賛同していた夫。ですが、費用がプラス10万円かかると聞き、態度をコロッと変えます。
無痛分娩について調べてみた結果
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インターネットで無痛分娩について、いろいろと調べてみた夫。すると、ネットの情報を鵜呑みにしてしまい、「無痛分娩は反対」という考えに至ります。
分娩については、さまざまな考え方があるものです。ですが、妊婦本人が望む方法を選ぶのが最善だと思うのですが、どうやらシンジは違うようです。
「無痛分娩反対」夫の言い分とは?
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結局、夫と妻の意見はまとまらず、最終的にヨシエは自分のお金で無痛分娩の費用を支払い産むことを決意しました。ただ、夫としては「論理的に説得」しているようですが、論点がズレているようにしか思えません。「自分のことばかり考えている」のは、夫のほうなのではないでしょうか。
本作では、自分が正しいと思い込んでいる夫の考えが描かれています。妊娠・出産は、女性にとってはまさに命がけ。つわりの症状は人それぞれですし、分娩方法についてもさまざまな選択肢があります。妊婦本人の気持ちを尊重するのが大切ですよね。
ですが、モラハラはその気質から、「自分のがいつも正しい」と思い込んでいます。そのため、今回のケースのように、無痛分娩に関する情報を集めたとき、自分がネットの情報を鵜呑みにしてしまっていることに気づきません。また、金銭面の負担を強要することもモラハラに該当します。
また、モラハラ被害の渦中にいるときは、被害に気づきにくいと言われています。少しでもおかしいと思ったら、信頼できる第三者へ、勇気を出して相談してみてくださいね。
- 政府広報オンライン「DV(配偶者や交際相手からの暴力)に悩んでいませんか。一人で悩まず、お近くの相談窓口に相談を!」(https://www.gov-online.go.jp/article/202402/entry-5667.html,2024年4月12日最終閲覧)
- アディーレ法律事務所「家庭内で起こるモラハラ(モラルハラスメント)とは?5つの対応策を解説」(https://www.adire.jp/lega-life-lab/moral-harassment75/,2024年4月12日最終閲覧)