©rinu.illustjob
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人との交流を求めて見つけた雑貨屋
りぬさんは当時、人との付き合いに飢えていました。息子との二人きりの時間に閉塞感を覚え、りぬさんは誰かと交流したいという思いを強めていきます。
思い切って、外にでることにしたりぬさんは、偶然雑貨屋さんを発見します。オープンしたてのようで、なかなかおしゃれなお店。入ってみると、品ぞろえもおしゃれで、りぬさんは一気にテンションがあがるのでした。
バイタリティあふれるママは、ただこだわりが強いだけではなかった…
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雑貨店のオーナーはタカヨというバイタリティあふれる女性でした。タカヨにも子どもがいて、りぬさんはママ友になれるかもしれないという期待を持ちます。
お店には強いこだわりをもった商品がたくさん。また、タカヨ自身も食育や食べ物に、とてもつよいこだわりを持っています。そして、タカヨはさらにセンシティブな話題にも触れてきます。
予防接種に関しては賛否両論ありますよね。特に出会ったばかりの人や見知らぬ人とは、積極的に話したい内容ではないかもしれません。りぬさんは、ただ楽しくお話がしたかっただけなのに、タカヨにすっかり気おされてしまいます。
過激な意見について行けず、距離を取ることに…
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タカヨはコロナ禍となり、自分の主張を広めることに力を入れていきます。医療にだまされてはいけない、とワクチン接種反対の意見を過激に展開していくようになりました。
医療に対する考えはいろいろあり、その考えに至る経緯や事情もそれぞれ。ただその意見を押し付け、他の考えを排除するような思考はよくありませんよね。
りぬさんは結局、タカヨとは相いれないと思い、距離を取ることにします。人と自分の価値観が異なることはよくあります。そういった価値観をお互いが認めあうことができたら、二人の出会いももっとよいものになったかもしれませんね。