©kinokonoko_73
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秋になっても、長男はあいかわらず登園を嫌がって幼稚園の中に入るのを躊躇していました。
幼稚園の散歩で友達と手を繋いで歩いたと話す長男の話を聞いて、母親がよろこんだのも束の間、その友達とは話したことがないと言います。
早く友達を作って欲しいと願う母親は、友達との会話のきっかけを作ろうと長男に働きかけました。
登園拒否を通じて、子どもの成長を学ぶ話
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子どもが幼稚園や保育園に行きたくないと訴える登園拒否。泣きわめかれて困った経験のある方も少なくないのではないでしょうか。
この物語では、著者・きのこの子さんの長男が幼稚園に行きたがらなかった日々が描かれます。きのこの子さんは毎朝「幼稚園に行きたくない」と泣いて暴れる長男に困り果てていたといいます。帰ってくれば「楽しかった」と言うものの、幼稚園では友達と遊ばず、園になじんでいないように見える長男に不安を感じていたといいます。
しかし、きのこの子さんは後に、人と遊ばずに傍観していることも、子どもの成長過程であることを知ります。相手と関わらずに見ているだけだとしても、周りに関心を持って影響を受けることは、子どもの成長につながるのですね。きのこの子さんの場合は、秋が深まるころには登園拒否がおさまり、お友達ができて楽しく登園できるようになったといいます。
登園拒否は親子にとって大きな試練ですが、子どもたちはそれぞれのペースで成長し、登園拒否を乗り越えます。子どもが「幼稚園行きたくない」と言い出したら、親としてどう向き合うかを考え、わが子を信じて温かく見守る必要があるのかもしれませんね。
きのこの子(@kinokonoko_73)さんのインスタはこちら