子どもが登園を嫌がったとき、どう対処する?
登園を嫌がるタイミングは子どもによってちがいます。入園当初は楽しそうに通っていたと思ったら、突然「行きたくない」と言い出すこともあれば、連休明けから行きたくなくなる子もいます。
だいぶ園にも慣れてきたなと感じるころに登園しぶりをされると、大人は戸惑ってしまうことでしょう。ぜひ、今回ご紹介する対処法を活用してみてください。
とにかく笑顔で送る
パパやママが暗い顔をしていたりソワソワしていたりすると、子どもはさらに不安になって泣いてしまうことがあります。園に送り出して親の姿が見えなくなれば、案外けろっと泣きやんでいるかもしれません。
子どもが泣いていても堂々とした態度で「行ってらっしゃい!」と、とにかく笑顔で送りましょう。
話をよく聞いてあげる
突然嫌がるようになったのであれば、行きたくない原因が何かあるのかもしれません。まずは子どもに「なぜ嫌なのか?」聞いてみましょう。担任の先生に園で変わったことがないか確認することもよいでしょう。
その原因は案外小さなことで、取り除けばスムーズに登園する場合もあります。
園で行われる楽しいことを伝える
「登園する=何があるかわからないから怖い」という不安を抱えている場合もあるでしょう。その日に行われる予定がわかれば、伝えてあげることで安心することもあります。
「今日の給食は大好きな〇〇だよ」「今日は体操があるよ」など、園に行くと「楽しい!」というイメージを持たせてあげるとよいでしょう。
帰ってきたら抱きしめてあげる
子どもが園から帰ったら笑顔で「おかえり」と言い、抱きしめてあげましょう。「ママやパパが待っている」「少しの時間離れていても、必ず迎えに来てくれる」と、子どもが思うことで次の日からも安心して登園できるでしょう。
ごほうび作戦
ポイント表をつくり、泣かずに行けた日にはシールやスタンプを貼るようにします。マス目の数はご家庭で決め、達成したら子どもが喜ぶごほうびをあげましょう。
おもちゃのプレゼントや遊びに行く約束でもよいでしょう。たくさん褒めてあげるのも、ごほうびの一つですね。
たまには休ませるのもあり
子どもの「行きたくない」をかなえさせてあげると「休むのがクセになるかも」と心配になるかもしれません。
しかし、パパやママの都合がつくのであれば、たまには休ませるのもあり。1日リフレッシュの日として過ごさせて、「明日は行くよ」と約束しましょう。
時間が解決するので大丈夫
登園を嫌がるほとんどの場合、時間が解決するでしょう。泣いている子どもを見ることはつらいかもしれませんが、「ずっと続くわけではない」と、笑顔で送るのが大切です。
心配なことがあれば、園に相談してOK。先生と連携することでスムーズに登園できるようになる場合もあります。一人で悩まないようにしてくださいね。