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家が分からないと言い出した子どもに困惑…
あいさんの長女、ひなちゃんは友だちのきららちゃんと遊んでいました。5時を過ぎそろそろ帰るように声をかけると、きららちゃんは6時まで遊びたいと言い出します。
そして、6時。再び声をかけると、今度は「家が分からない」と言い出したきららちゃん。あいさんは、きららちゃんの申し出に困り果ててしまいます。きららちゃんはなぜそんなことを言ったのでしょうか。
叔母を前におびえる娘の友だち
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きららちゃんは、叔母から日常的に暴力を受けていました。そのため、家に帰りたくないというSOSを発信していたのですね。きららちゃんの表情がだんだん暗くなっていく様子に、違和感を抱くことは難しいかもしれません。
子どもの助けての合図はとても小さいものです。叔母からの威圧的な態度に、すっかり萎縮している様子にはとても胸が痛みます。小さな子どもが、本心を押し殺して過ごしているなんて、とてもつらいことですよね。
虐待を受けている子のなかには、自分が悪い子なのがいけないんだと思い込んでいる子もいます。何か違和感があった時はその子なりのSOSかもしれません。もしも気が付いたら、注意深く気にしてあげたいですよね。
子どもを虐待から守るためにできること
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あいさんは、きららちゃんに自分たちは味方であることを伝えます。助けてほしいときは、声にだしていいと言われて、きっときららちゃんは心強かったでしょう。
子どもが一人で抱え込んでしまう虐待。一刻も早く周囲が気が付き、子どもの心身を保護してあげてほしいと思います。大人にできることは、気にかけて声をかけてあげること、児童相談所に依頼すること、などたくさんあります。できることから動いていけるといいですよね。
もしも、わが子が大人から暴力を受けて、誰にも相談できずおびえていたらどうしますか?虐待はあってはならないものです。子どもの安全を守るため、地域で協力して虐待を食い止めていけるようにしたいものですね。