©kamiya.tsukami
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妊娠を機に、専業主婦になったけど…
和葉さんは、夫の申し出があり妊娠を機に仕事を退職します。特に専業主婦になるつもりはなかったようですが、仕事で留守がちな夫から家にいてほしいと言われたのです。
子どもが小さいうちはそのほうがいいのだろう。そう思った和葉さん。専業主婦として家事や育児に励みますが、夫は家庭のことに一向に関心を示そうとしてくれません…。
わが子のことなのに、ひとごとな夫
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小さい子の発熱はとても不安ですよね。夜中もゆっくり眠れず、看病は大きな負担でしょう。不安と緊張を抱きながらの看病。できれば、一人で抱え込むのではなく、夫と協力したいですよね。
和葉さんの夫は、和葉さんの気持ちに寄り添うどころかひとごとのような受け止め方です。わが子が心配ではないのでしょうか。心配したから元気になるわけではなく、翌日の仕事のために休むことは必要かもしれませんが、不安な気持ちの和葉さんをもっと労わることはできないのでしょうか。
子どもの体調不良時は、少しの変化も見逃さないよう張り詰めた状態で看病にあたることが多いのでは…。しかし夫にはその気は一切ない様子。わが子の発熱で、夫の家族への気持ちが垣間見られてしまいますよね…。
わが子とはどういう存在かを見つめ直す
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夫にとって、わが子はどのような存在なのでしょう。機嫌のいいときだけかわいがるなら近所の人でもできます。父親とは、どんな状態のわが子とも向き合うべきです。それは母親と全く変わらない立場です。
父親も母親もわが子への向き合い方に大きな違いはないはず。わが子と過ごす時間が長いから、母親のほうが育児をするべきということではないはずです。普段は家をあけてしまう父親でも、全力でわが子を向き合うことはできるのではないでしょうか。
都合のいい育児ばかりする父親だった和葉さんの夫。父親になろうとしなかったのでしょう…。仕事を辞めて家庭に入ったから母親になったのではありません。わが子を授かったとき、同時に父親、母親になったのです。わが子とは自分にとってどういう存在か、自分はわが子にとってどういう存在か、今一度見つめ直してみてください。