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「支援級が望ましい」助言された母が、わが子の特性を理解していても決心できないワケ

息子・タロくんが年長の秋、就学先の選択をを通常級か支援級かで悩んでいた母・星河ばよ@発達障害育児(@bayo_fantasy)さん。教育委員会からは「支援級が望ましい」と言われたものの、最終的な判断は親である自分がしなければいけません。悩み過ぎた星河さんは視点を変えて支援級に入れない理由を考えてみることに。そして、悩み抜いた末に出した結論とは…?『支援級の見学』どうぞごらんください。

©︎bayo_fantasy

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望ましいと言われても即決できなかった

息子・タロくんの就学先候補として、小学校の支援級の見学に行った星河さん。しかし、支援級を担当する先生はあまりに高圧的で無愛想、さらにはあいさつを無視するような先生でした。そんな体験もあり、タロくんを支援級に入れるという決心がなかなかできずにいた星河さん。教育委員会からは「支援級が望ましい」という書類をもらったものの、心のどこかでは入学までの数か月で大きく成長して通常級でも問題ないかもしれない…という思いもあったようです。

支援級の先生が安心して任せられるような先生だったなら、ここまで迷うことはなかったかもしれません。タロくんにはさまざまなサポートが必要だとわかっていながらも、安心できない環境に置くことになるのは避けたいですよね。

決められない。それならばと視点を変えてみることに

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考え過ぎてどちらにするべきなのかがわからなくなってしまった星河さん。そこで、視点を少し変えて「支援級に入れなくていい理由」を考えてみることに。入れるべき理由はいくつもありましたが、入れなくていい理由としてあがったのは支援級の先生が怖いということだけだったのです。

そして「来年は違う先生が担任かもしれない!」という結論に至ります。どうなるかはもちろんわからないものの、まずは思いこんでみることで決断できたのかもしれません。ときには根拠のないポジティブさが大事とも考えられますね。

支援級に入った息子。担任は…?

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「支援級に入れることにした」と話す星河さんに夫は「そうか」とだけ言い、否定も肯定もしませんでした。そんな夫の態度がありがたかったと振り返る星河さん。どちらにするか悩み続けるのをそばで見ていた夫に、決断を尊重してもらえたというのは心強いですよね。

入学式の日、タロくんと星河さんに笑顔であいさつをしてくれた支援級の担任の先生。星河さんの願い通り、支援級の担任は変わったようです。安堵の涙を浮かべた星河さんの表情がどれほど決断が難しかったかを物語っていますよね。

親として子どものことを決める場面はいくつもあり、その選択一つ一つが子どもの成長や学び、人生を左右するものだと思うと、感じる責任の重さは相当なものです。しかし、たくさん悩んで、できることをして出した結論なら、それが子どもにとってベストな選択だと言えるのではないでしょうか。

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