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発熱からけいれん…わが子はどうなるの?
けいれんを起こしたヒカリちゃんをフォロワーさんはすぐに救急搬送します。目の前でけいれんしているわが子を見たら誰でもパニックになってしまいますよね…。泡をふいてしまったヒカリちゃん、フォロワーさんはこわくて不安でたまらなかったでしょう。
救急搬送されたヒカリちゃんは40分以上のけいれんが続き、自力で呼吸できない状態でした…。小さな体でヒカリちゃんも一生懸命に頑張ったのですね。
管に繋がったわが子をみたフォロワーさんの気持ちを想像すると胸が痛みます。自分が変わってあげることができたら…きっと皆さんもわが子のそのような状態をみると思うのでしょう。
まさか合併症を引き起こしていたなんて…
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ヒカリちゃんは、合併症を引き起こし急性脳症になっていたことが分かりました。まさか、突発性発疹から合併症を引き起こすなんて、知らなかった人もいるでしょう。
主治医はヒカリちゃんに後遺症として何かしらの麻痺が残るだろうと告げます。一体どんな麻痺なのか、今後わが子はどうなってしまうのか、不安でいっぱいでしょう。
突発性発疹は赤ちゃんの最初の発熱として有名ですが、稀にこういった合併症や重症化が起きる場合があるということを教えてくれるエピソード。赤ちゃんの通過儀礼などと捉えずに、このような例もあると頭においておきたいですね。
「大丈夫ではない可能性」を知っておこう
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このお話は、つきママさんのフォロワーさんの次女・ヒカリちゃんに起きたことをさかのぼる作品です。突発性発疹は乳幼児を育てるママの間では比較的よく知られ、話題にもなる病気ですね。
子どもによって経過は異なりますが「家庭で様子を見ていたら良くなった」「大したことはなかった」という体験談を耳にすることがあると思います。しかし、この作品に登場するヒカリちゃんの場合は、入院治療が必要になり、急性脳症との診断を受けます。さらに、退院後もケアが必要な状態が続きました。
つきママさんのフォロワーさんは、こうした「大丈夫ではなかった」という事例を知っておくことで、子どもに異変を感じた時の速やかな受診につながることを望んでいます。公益財団法人難病医学研究財団難病情報センターによると、子どもの感染症にともなう急性脳症の中でもっとも頻度が高い痙攣(けいれん)重積型(二相性)急性脳症の発症は、年間100〜200人、日本の小児に特有の病気であり、生後6か月から1歳代での発症が最多だといいます。
子どもの発熱は珍しいことではありませんが、まれにこうした症例が実際に起きています。「おかしい」と思ったらすぐに受診すべきということを改めて再認識するきっかけになる作品です。
- 公益財団法人日本心臓財団「心臓病用語集」(https://www.jhf.or.jp/check/term/word_t/cyanosis/,2023年6月15日最終閲覧)