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新しい担任の先生にはまったく知らされていなかった
まりまりさんの次女は、2年生から児童精神科に通っており、学校など特定の場所で話せなくなったり、家族以外の人には強く緊張したりする場面緘黙症と診断されています。
次女が3年生になり、新しく担任になった先生との面談で、次女のことがまったく引き継ぎがされていないことに戸惑うまりまりさん。
先生に場面緘黙症のことを詳しく伝えると、先生は次女がどう思っているのか知りたいと積極的にかかわろうとしてくれて、まりまりさんは心強く感じました。
子どもと向き合いクラス全体の雰囲気をよくしてくれる先生
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先生から困っていることを聞かれたまりまりさんは、次女が同じクラスの男の子に「なんで話さないの?」などとしつこく言われることに困っているという話もできました。
子どもひとりひとりとしっかり向き合おうとする先生に、みんなが安心して過ごせるクラスになっているのかもと感じ、前向きに話し合えたことほっとするまりまりさん。
そして、夏休み明け、次女からうれしい報告が複数あり、2年生でできなかったことがまたできるようになったのも、クラスの雰囲気がよいからだと実感するのでした。
クラス新聞に次女の絵が載せられて…
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3年生になったクラスの新聞では、絵や写真、文章などいろいろな子をピックアップしており、次女の絵も紹介されていました。
先生にも隣の子にもうまいと言われうれしそうな次女を見て、先生のやり方一つで子どもの人生に大きな影響を与えられるのだと感じたのと同時に、次女ちゃんがクラスメートの名前をいうことが今までなかったなと思うまりまりさんでした。
学校で子どもがストレスなく楽しく過ごせるかどうかは、担任の先生によるところが大きいと、改めて感じさせられるお話。先生の負担もたくさんあり大変だろうとも思いますが、子どもにはこんな先生の元でのびのびと過ごしてほしいものです。