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料理を作って待つ理由がわからなくなった
夫のためにと思って毎日料理をしてきたものの、毎日のように夫から飲み会の連絡がくることで、すっかり心が折れてしまった、たまままさん。料理にかけている時間や労力は誰のためなのか、何のためなのかわからなくなってしまいます。せっかく準備しても食べてくれない状態が続くと嫌になりますよね。
「飲んだ後に食べる」と言われても、作る側としては納得できるものではありません。たまままさんも育児で大変な中、時間を作ったり無理をしたりして料理をしているのに、労力を軽く考えられているように感じるのかもしれませんね。
二度と夫のためにご飯作りたくない!
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飲み会連絡が続いた夫に「食事は外で済ませて」と連絡し、1人インスタントラーメンを食べた、たまままさん。これまでため込んでいた夫への不満がわき出てきます。「二度と夫のためにご飯を作りたくない」とまで考えるように。
たまままさんは、夫に対する積もり積もった思いが爆発したようです。
妻が作った食事が出てくるのが当たり前で、飲みに行ったら次の日に食べれば怒られない…夫はそんな考えでいるように感じ、イライラが止まらなくなったのではないでしょうか。
お互い縛られずに食べたいものを食べたらいい
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夫が飲み会から帰宅し、思いの丈を話した、たまままさん。「これからはご飯を別々にしたい」と話し、夫は夫で食べたいものを食べることを提案します。子育てをしながら夫の生活リズムに合わせて料理をすることも、夫の飲み会に心をかき乱されることにも疲れてしまったからこそ、たどりついた一つの答えなのでしょう。
夫婦双方にメリットがあると提案された「夫婦別での夕食」。夫は黙って聞いていますが、たまままさんの不満を理解できたのでしょうか。
本エッセーによると、夫は料理を含め、たまままさんに無理をしないでほしいと話しつつ、家事の負担感については理解が及んでいなかったそう。そのため、このぶつかり合いをきっかけに話し合いを行い、たまままさんの職場復帰に合わせて夫が一通りの家事を覚えることにしたといいます。
「食事作り」という家事をめぐる夫婦間での認識の違いを描いた本作は、男性視点でも女性視点でも学びがある作品です。家事に対する考え方は家庭によりさまざまですが、いずれにしても夫婦ともに納得した分担、あるいは家事内容であることが大切ですね。