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親から「産まなきゃよかった」と言われて向かった場所は…

小学一年生のしおりは、物心ついたときから両親の愛情を知らず「放置児」として育ちました。しおりの父親は、子どもに興味や関心を持たず、母親は不倫相手との時間を優先する人でした。そんな両親に育てられたしおりは、「パパ先生」と呼ばれる塾の先生に出会い、日常に変化が訪れます。幼い少女が自分の幸せと向き合う姿を描いた物語。山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんの作品『私が放置子だった頃の話』をダイジェストでごらんください。

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【全話まとめて読む】私が放置子だった頃の話

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放置子として居場所を転々とする日々

しおりは、両親から十分な愛情を受けずに育ちました。小学校一年生のころには「放置子」となっていた、しおり。朝早くから深夜近くまで、母親を待つために居場所を転々とします。

他の子どもや家族に嫉妬をする感情にふたをして、両親の言う通りに過ごしていました。夏休みは特に時間を持てあましており、しおりは図書館へと通います。そこでしおりが出会った人物は…?

大切なことはすべて先生から教わった

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図書館で一人で過ごしていたところ、パパ先生に声をかけられたしおり。パパ先生は近所の自宅で個人塾を開いていました。その塾は勉強だけでなく、たくさんのことを学ぶ機会を与えてくれました。

親に存在を否定され深く傷ついたときも、パパ先生とママ先生はそばにいてくれました。子どもにとって、自分を認めてくれる場所、無条件に愛してくれる場所は、何よりも大切な居場所です。家族の中に居場所を見つけられなかったしおりが、パパ先生たちにどれほど救われたのかが伝わりますね。

居場所がある安心感を与えてあげたい

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パパ先生はしおりの親を説得しようと、話し合いの場を設けます。しかし、しおりの母親が心からしおりを愛することは、とても期待ができませんでした…。とても悲しいことですが、しおりもそのことを十分に理解しています。

早く自立をして、親元を離れる決意をしたしおり。自分の幸せを自分でつかむために…また、先生たちへの恩返しのため、しおりは強い気持ちで自分の人生を受け入れ、前を向くことを決めたのです。

まだ幼く、親からたくさんの愛情を求めたい時期…。ですが、大人並みの決意をしないといけない子どもがいます。すべての子どもが安心して過ごせる居場所と、愛される安心感をもてる社会にしていきたいですよね。もしも、地域で放置子の可能性を感じたら、行政に相談するなどして、子どもの心身の安全を一日でも早く確保できるように見守りたいですね。

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私が放置子だった頃の話

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