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実母から「産まなきゃよかった」思わずカミソリを手にした夜

しおりは幼いころから「放置子」として過ごし、両親からの愛情を十分に知らずに育ちました。普段から不倫をしていることを隠そうともしない母親…。そして、この日は機嫌が悪かったようで、しおりに向かって暴言を吐き捨てました。しおりは深く傷つきます…。過酷な家庭環境で育った「放置子」のしおりが、周囲の助けを得ながら懸命に生きる姿が描かれています。山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんが、知人の実体験を再構成した物語『私が放置子だった頃の話』をダイジェスト版でごらんください。

©yama_shira

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母の言葉に絶望するしかなかった

実の母から「産まなきゃよかった」「そしたら離婚できるのに」と吐き捨てられたしおり。さらに、しおりの母親はカミソリを手にしたわが子に対し、心配する素振りも見せず、世間体のことしか頭にありません。

親も人間ですから、心や生活に余裕がなく、売り言葉に買い言葉だったり、口が滑って言いすぎてしまったりすることもありますよね。しかし、こうした言動を常日ごろから子どもに与え続け、子どもの心を深く傷つけることは立派な虐待です。

優しい先生を激怒させてしまった

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実の母親に全存在を否定されたしおりは、自暴自棄になっていました。塾にかけ込んだしおりは、「自分はいないほうがいい」と、たまっていた心の内を吐露しました。

すると、普段はとてもやさしいパパ先生が激怒してしまったのです。パパ先生はしおりを大切に思っているからこそ、自分を大切にしないような言動を繰り返すしおりを真剣に叱ってくれたのでした。

「大好きだよ」教えてくれたのは塾の先生だった

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実の両親から十分に愛情を与えられずに育ったしおり…。そんなしおりに、しおりは「かけがえのない存在」であると教えてくれたのは、塾の先生でした。

さまざまな事情から、親子間で問題を抱えている家庭は少なくはありません。しおりの母のように、自己中心的な考え方から子どもを虐待したり、ネグレクトしたりしている場合や、やむおえない事情から、子どもを十分に愛せなかったり、育てられなかったりすることで悩んでいる保護者もいます。

ですが、子どもにとって心から安心できる環境はとても大切です。虐待による不幸の連鎖を生まないよう、子どもの心情や福祉を一番に考え行動できるよう、私たちに何ができるのか改めて考えさせられるお話です。

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【全話読める】
私が放置子だった頃の話

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